iPhone2台持ちのメリット、デメリットは?月額基本料金の合計はいくらになる?
iPhoneをもう1台契約しようか検討している方が注意すべきことは何でしょうか。
すでに1台所有しているので、「もう1台契約するメリット、デメリットってどうなんだろう」、「コストを抑えるにはどうしたらいいのか」
と疑問を抱えている方も多いはずです。
そこでこの記事では、iPhoneを2台持ちした場合のメリット、デメリットや月額コストを抑えるSIM会社について詳しく解説します。
iPhoneを2台持ちするメリット
まず、iPhoneを2台持ちするメリットについて詳しく解説します。
用途で使い分けや同時活用ができる
iPhoneを2台持つことで、使用用途で使い分け、同時活用できます。
プライベート用と仕事用
1台目 | 2台目 |
プライベート用 | 仕事用 |
これで、個人の連絡先を教える必要がなくなります。
また、仕事で使うiPhoneは、仕事や会社で使っているアカウントを使用する専用として、チャットやメール、スケジュール管理やメモなどに使用します。
プライベート用と動画用・音楽用
1台目 | 2台目 |
プライベート用 | 動画用、音楽用 |
1台目のスマホで、SNSやチャットをしながら、2台目のスマホでYouTubeなどの動画を見ることができます。また、歌詞を見ながら音楽を聴くこともできます。
プライベート用とゲーム用
1台目 | 2台目 |
プライベート用 | ゲーム用 |
ゲーム用のiPhoneがあれば、ゲームだけに集中できます
充電切れの心配が少なくなる
iPhoneを1台しか持っていないと、バッテリー消費の早さや残量が気になり、やりたいことを制限した経験があるのではないでしょうか。
iPhoneを2台所有することで、今まで1台で使用していたバッテリー消費量が分散されるので、充電切れになる心配が軽減されます。
ストレージデータの容量の消費の心配が減る
iPhoneを2台持つと、その分容量が増えるので、1台目の容量を減少させることができます。
例えば、昔の写真データなど、保存しておきたいけど毎日は使用しないデータがあると思います。
そんなデータを2台目を使うことによって、本体ストレージのデータ容量の消費を抑えることができます。
故障・紛失時に連絡が取れる
iPhoneを2台所有することで、急なiPhoneの故障、紛失時に、もう片方のiPhoneを代わりに使うことができます。
例えば、iPhoneを1台しか所有していなかった場合に、仕事で打ち合わせの場所に向かっている最中に故障してしまうと、打ち合わせの相手に連絡が取れなくなってしまいます。
また、紛失した場合はいち早く、思い当たる場所へ確認の連絡も入れたいはずです。
その点、2台あればこのような緊急事態も、回避できるでしょう。
通信回線の障害発生時に代替できる
契約している回線に不具合が起こった場合、長いと1日以上改善しないことがあります。
実際に、2018年12月にはソフトバンクが、2021年10月にはNTTドコモ、2022年7月にはKDDIが大規模な通信障害を起こしています。
回線に不具合が起きてしまうと、連絡をとることも、ネットで検索することもできなくなる可能性があるでしょう。
例えば、プライベートと仕事で2台に分けている場合、回線障害で1日中仕事用のiPhoneが使用できないとなったら困りますよね。
そうならないためにも、iPhoneを2台契約する場合は、それぞれ違う回線で契約するのがおすすめです。
具体的には、1台目はソフトバンク回線、2台目はドコモ回線などで分けます。
どの回線を選択するかは、自分の使用状況や活動エリアにより最適なものを選びましょう。
iPhoneを2台持ちするデメリット
次は、iPhoneを2台持ちするデメリットについて詳しく解説していきます。
持ち運びが面倒
iPhoneが2台に増えると、持ち運びが面倒になる可能性があります。
バッグのサイズによっては、iPhone以外の必需品を入れるスペースが取られてしまいます。
また、普段、必要なものは全てポケットに入れて、バッグを持ち歩かない方もいると思います。その場合、もう1台余計にポケットに入れて持ち運ぶ必要があるので、その分重くなり負担が増えます。
また、いままで持ち歩いていた物が入らなくなる可能性もあります。
充電や管理に手間がかかる
1台しか持っていなくても、充電し忘れて困った経験があるのではないでしょうか。
それが2台になると、バッテリー残量の確認も毎回2台分必要なので、手間がかかります。
また、同時に充電したい場合は、ケーブルが増えます。
なお最近では、ワイヤレス充電に対応しているiPhoneがあります。これであれば、ワイヤレス充電機に「置くだけ」なので、充電ケーブルを接続する手間が省けます。
ワイヤレス充電対応iPhone
iPhone 13、iPhone 12、iPhone 11、iPhone XS、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8
iPhone SE(第3世代)、iPhone SE(第2世代)
2台分の月額料金がかかる
2台分の契約をするので、月額料金も2台分かかります。
iPhone2台目の購入を検討されている方は、2台目の使用目途に合った料金プランもあわせて検討すると良いでしょう。
料金プラン月額料金の一例をあげると、以下になります。(2022年7月時点。最新情報は各公式ホームページをご参照ください。)
2台分の月額基本料金の合計はいくら?
3Gデータ容量と最安プランの場合
1台目を通常の利用で3GBを利用して、2台目を各社の最安プランで契約した時の月額基本料金の合計です。
今回は代表的な格安SIM、ワイモバイル、UQモバイル、mineo、OCNモバイルを取り上げ、それぞれの3GBプラン(mineoは5GB)と最安プランを組み合わせて表にしています。
1台目\2台目 | ワイモバイル 3GB:2,178円 | UQモバイル 3GB:1,628円 | OCNモバイル 0.5GB:550円 |
ワイモバイル 3GB:2,178円 | 4,356円 | 3,806円 | 2,728円 |
UQモバイル 3GB:1,628円 | 3,806円 | 3,256円 | 2,178円 |
OCNモバイル 3GB:990円 | 3,168円 | 2,618円 | 1,540円 |
上記の表のとおり、1台目をOCNモバイルの3GBプランにして、2台目もOCNモバイルの最安プランである0.5GB(500MB)にすると、合計で1,540円にすることが可能です。
ただし、0.5GBでは、データ通信をするとすぐに消費してしまいますので、あくまでも2台目のiPhoneは、着信専用として使う場合など、利用シーンが限られます。
iPhoneを2台持ちする際のおすすめの設定
iPhoneを2台持ちした場合のおすすめの設定を紹介いたします。
iCloudでデータを同期させる
2台目のiPhoneに、1台目のiPhone内のデータをiCloudで共有できます。
方法としては、2台目のApple IDの設定の際に、1台目と同じIDを設定するだけです。
1台目と同じデータを、簡単に2台目にも入れることができます。
しかし、使用用途が全く違い、データ共有の必要がない場合は、新規にApple IDを取得することをおすすめします。
「探す」機能の設定をする
片方のiPhoneを紛失してしまった場合に、見つける方法のひとつとして「探す」機能というものがあります。
これは、同じApple IDで連携しているデバイスの位置をGPSで探すことができる機能です。
2台とも同じApple IDを使うのであれば、必ず設定しておきましょう。
注意点として、2台とも同じApple IDを使用していないと、機能は使えませんので気を付けてください。
転送電話を設定する
片方のiPhoneを持ち歩かない場合があるという方は、転送電話の設定をしておきましょう。
転送電話の設定をしておけば、持ち歩いていないiPhoneに着信があったとしても、持ち歩いている方のiPhoneで応答できます。
注意点として、転送電話で電話を折り返す場合は、実際に相手がかけてきた電話番号とは違う電話番号での折り返しになるので、相手への丁寧な説明が必要です。
LINEのグループ登録をしておく
LINEは、同じアカウントを複数の端末で使うことはできません。
そのため、iPhoneを2台持つ場合は、それぞれ違うアカウントを利用する必要があります。
2台両方から同じトーク内容の確認や返信ができるようにするには、LINEのグループ機能の活用が必要です。
トークを共有したいメンバーでグループを作成し、そこに2台目のアカウントも参加しておけば、1台目、2台目共に同じトーク内容が確認でき、返信も可能です。
iPhoneをもう1台安く買うならどこ?
iPhoneを2台持つなら、なるべく月額料金を安く抑えたいですよね。
今回は、格安SIMの中でiPhoneを購入した場合の金額をご紹介します。(2022年8月13日現在)
- OCNモバイルiPhone SE (第2世代) 一括払い、24回払い
- ワイモバイルiPhone SE (第3世代) 一括払い、24回払い、36回払い
- UQモバイル iPhone SE (第3世代) 一括払い、24回払い、36回払い
OCNモバイル
OCNモバイルでiPhone SE(第2世代)を購入する場合は以下の料金になります。(2022年8月13日時点)
なお、iPhoneの在庫や販売価格は頻繁に変更されますので、最新の価格は公式サイトをご覧ください。
iPhone SE(第2世代) 一括購入の場合の販売価格(新規契約)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
57,563円 | 39,990円(※) | – |
iPhone SE(第2世代) 24回払いの場合の1回あたりの支払金と(合計の販売価格)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
2,398円(目安) (57,552円) | 1,662円(目安) (39,900円)(※) | – |
(※)2022年8月19日金曜日 11:00までの期間限定キャンペーン限定価格
ワイモバイル
ワイモバイルでiPhone SE(第3世代)を購入する場合は以下の料金になります。(2022年8月13日時点)
なお、iPhoneの在庫や販売価格は頻繁に変更されますので、最新の価格は公式サイトをご覧ください。
iPhone SE(第3世代) 一括購入の場合の販売価格
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
55,440円 | 63,360円 | 81,360円 |
iPhone SE(第3世代) 24回払いの場合の1回あたりの支払金と(合計の販売価格)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
2,310円 (55,440円) | 2,640円 (63,360円) | 3,390円 (81,360円) |
iPhone SE(第3世代) 36回払いの場合の1回あたりの支払金と(合計の販売価格)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
1,540円 (55,440円) | 1,760円 (63,360円) | 2,260円 (81,360円) |
\最大10,000円相当PayPayポイントもらえる/
契約期間の縛り無し!解約手数料もゼロ!
ワイモバイルを利用中
ワイモバイルは、オンラインでも手続きができるが、店舗も多いので不安であったり何か起きた時にでも直ぐに携帯会社に聞けるので安心。
料金も安くなり大手携帯会社の時は、月々8,000円ぐらいだったのが、乗り換えて5,000円ぐらい安くなった。安くなったのに使っていても速度も遅くないのでストレスがたまらない
UQモバイル
なお、iPhoneの在庫や販売価格は頻繁に変更されますので、最新の価格は公式サイトをご覧ください。
増量オプションIIの加入なしでの記載になります。
iPhone SE(第3世代) 一括購入の場合の販売価格
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
53,335円 | 64,590円 | 85,851円 |
iPhone SE(第3世代) 24回払いの場合の1回あたりの支払金と(合計の販売価格)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
初回:2,229円 2回目以降:2,222円(53,335円) | 初回:2,697円 2回目以降:2,691円(64,590円) | 初回:3,590円 2回目以降:3,575円 (85,851円) |
iPhone SE(第3世代) 36回払いの場合の1回あたりの支払金と(合計の販売価格)
64GB | 128GB | 256GB |
---|---|---|
初回:1,500円 2回目以降:1,481円(53,335円) | 初回:1,800円 2回目以降:1,794円(64,590円) | 初回:2,410円 2回目以降:2,383円 (85,851円) |
\最大10,000円相当還元/
縛り期間、解約手数料なし、違約金もなし!
UQモバイルを利用中
auからの乗り換えは特に面倒な事はなくて店頭でスムーズにできました。プラン自体も数は多くなくてわかりやすかったです。
データの引き継ぎもスムーズにしていただいて良かったです。auの時から比べると大体3,000円以上は安くなりました。1万円は超えている月もあったのですが今では4〜5,000円です。
通話もたまにするので10分はかけ放題のプランに入っていますがたまにオーバーするのでもう少し長めのかけ放題があるのでそっちも気になります。
まとめ
iPhoneの2台持ちは、使い方が明確になっていればとても便利で、日常生活の快適さを手に入れることができます。
2台目のiPhoneを購入する場合は、購入タイミングや購入方法によって、各種割引の適用条件が変わる可能性があります。購入する場合は、事前に確認して一番お得なタイミング・方法で購入してください。
メリット・デメリットをしっかり確認し、iPhoneを2台持つことが自分に合っているか、しっかり判断することをおすすめします。