壊れにくいスマホはどれ?水に強い、操作しやすいなど、ポイントを絞って解説

壊れにくいスマホはどれ?水に強い、操作しやすいなど、ポイントを絞って解説

「突然、スマホの電源が落ちる。」「動きが不安定になる。」

こんな経験をして、壊れにくいスマホを求めている人は多いようでうs。

仕事中にスマホを使用する際、突然の雨や悪天候に見舞われるリスクがあります。

また、工具や重い物にぶつけてしまう可能性や、建設現場や工場などの過酷な環境での使用が求められることもあります。このような状況に対応するためには、耐衝撃性や防水性を備えたスマホが必要です。

本記事では、屋外での使用に適した頑丈で耐久性の高いスマホ、そして水や埃(ほこり)、砂、泥にも強い、壊れにくいスマホの特徴を詳しく紹介します。

今すぐ壊れにくいスマホを知りたいかたは「おすすめのスマホ端末」をご覧ください。

目次

スマホを壊れてしまう原因とは?

スマートフォンが壊れる主な要因は以下の通りです

がスマホ内部に侵入して破損

スマートフォンは電子機器であり、内部には電流を通すための微細な回路が張り巡らされています。これらの回路は水と相性が悪く、水分が内部に侵入すると、電子部品がショートしてしまう可能性があります。

これがスマホの内部で起こると、部品が焼けてしまったり、最悪の場合、火災を引き起こすこともあります。

これをイメージすると、電子回路は水の海を泳ぐことができないロボットのようなものです。水に触れると、ロボットの内部がショートして機能を停止させてしまいます。

物理的なダメージ

スマートフォンは落下や衝撃により物理的なダメージを受けます。特に、ディスプレイはガラス製であるため、衝撃に非常に弱いです。

また、内部の部品も精密なので、強い衝撃が加わると損傷します。スマホが高い場所から落下すると、地面との衝突により内部の部品が壊れます。また、強い力で押し込むと、部品が曲がったり、割れたりします。

例えていうと、スマホは高層ビルのようなものです。高い場所から落ちると、ビルの構造が崩れてしまうのと同じように、スマホの内部も壊れてしまいます。

部品の過熱

スマートフォンは、高性能なプロセッサ(CPU)やグラフィックスプロセッサ(GPU)などの部品を内蔵しており、これらは動作すると熱を発生します。

適切な冷却が行われない場合、部品は過熱し、その結果、性能が低下する可能性があります。

さらに、過熱が続くと部品が損傷し、最悪の場合、焼損することもあります。

特に、スマートフォンが長時間にわたって高負荷の作業を行うと、内部の温度が上昇し、部品が過熱する可能性があります。

普段から気を付けたいスマホの扱い方

スマホは私たちの日常生活に欠かせない精密機器です。そのため、日頃から丁寧に扱うことが大切です。

スマホを机などに置く際は、乱暴に置くのを避け、「ゆっくりと静かに置く」ことを心掛けましょう。

これだけで、スマホへの衝撃を大幅に減らすことができます。

また、スマホケースの利用や、手から滑らないようにストラップをつけることも効果的です。これらは、スマホを落下や傷から守るのに役立ちます。

操作の際には、「丁寧なボタン操作」を意識することも重要です。無理に力を加えたり、必要以上の連打は、ボタンの寿命を短くする原因になります。

そして、スマホの大敵である「水分」と「ほこり」への対策も忘れてはなりません。これらがスマホの内部に入らないように、砂やほこりの多い場所や湿度が高い場所は避け、清潔な環境で使用し保管することが望ましいです。

最も重要なのは、「スマホは精密な機器である」という認識を常に持つことです。日々の扱いに気を配ることで、スマホを長持ちさせることができます。

普段からデータのバックアップをしておくことも大切

データのバックアップとは、大切なデータを別の場所にコピーし、保存することを指します。

これにより、万が一スマホが壊れても、大事なデータは失われません。

データのバックアップは、手間を感じるかもしれませんが、これがないと、スマートフォンが突然壊れた時に、メールアドレスやSNSのアカウント、大切な写真やビデオといったデータをすべて失うことになりかねません。

また、スマートフォンのデータは突然失われるだけでなく、ウィルス感染や誤操作による削除、盗難などによっても失われることがあります。

データバックアップの種類

1つ目は、スマートフォンの設定から直接クラウドサービスにバックアップを取る方法です。

主なクラウドバックアップサービスは、iPhoneならAppleのiCloud、AndroidスマホならGoogleアカウントによるクラウドがあります。

設定を行うと、定期的に自動的にデータをバックアップしてくれるので、手間がほとんどかかりません。

ただし、容量には制限があり、一定以上のデータ容量の場合は有料になります。

2つ目は、外部の保存媒体へバックアップを取る方法です。

スマホをSDカードやパソコンに接続し、データをコピーすることができます。

ただし、そのためのバックアップの機器やSDカード、ケーブルは別途用意する必要があります。

手間はかかりますが、自分でバックアップのタイミングを決められるので、安心感はあります。

壊れにくいスマホの特徴

過酷な環境での作業に適したスマホは、防水設計、落下耐性、傷に強い画面、長持ちバッテリーなどの特性を持つことが重要です。

これらの機能は、スマホが水やホコリに触れたり、落下したりするリスクを軽減します。

また、堅牢なモデルはさらに高い保護機能を提供します。スマホは軽量な材料で作られ、内蔵プロテクターにより落下時の衝撃を緩和します。

壊れにくいスマホの特徴として、以下の点が優れています。

  • 水に強いか
  • 泥や土、埃(ほこり)に強いか
  • 落としても壊れにくい

購入前に知っておきたいスマホの選ぶポイントをご紹介します。

防塵、防水性能があれば、砂・埃(ホコリ)や水に強い

保護等級の読み方 防塵・防水性能の意味を解説した図

防塵、防水性能のテストを実施していて、どのテストに合格しているかで保護等級というものが割り当てられています。

保護等級はIP(International Protection)コードで各製品のスペック表に表示され、表示のされ方は以下の3通りがあります。

  • 防塵性能のみ    → IP〇X
  • 防水性能のみ    → IPX〇
  • 防塵、防水性能の両方を表す場合 → IP〇〇
    (1つ目の〇が防塵性能、2つ目が防水性能を表す)

この〇の中に入る数値が保護等級で、数値が高いほど高性能といえます。

なお、片方の性能のみを表す場合は、省略する方を「X」と表しますが、省略されるだけで無保護という意味ではありませんので注意が必要です。

防水に関しては「防水機能はどのスマホにも搭載されている?」もあわせてチェックしてください。

防塵保護等級はホコリに対する耐久性がわかる

防塵等級(ぼうじんとうきゅう)とは、通常IPと略され、ホコリに対する保護等級を示すものです。

粉塵の保護を想定しているのはIP5X以上となります。作業の中で粉塵が特に気になる方は、完全に粉塵の侵入を防ぐIP6Xのものを選ぶとよいでしょう。

IPコード(保護等級)保護内容
IP5X粉塵からの保護機器の正常な作動に支障をきたしたり、安全を損なう程の量の粉塵が中に入らない
IP6X完全な防塵構造粉塵の侵入が完全に防護されている

防水保護等級は水に対してどれくらい強いかがわかる

スマホは一般的にIPX5以上の防水性能が備わっていますが、自分の使い方がどの程度の防水性能を必要としているかによって選ぶスマホも変わります。

例えば、作業の中で水没するリスクがある場合、IPX7以上のスマホを選ぶ必要があります。

水没のリスクがないのであれば、IPX7より低いものでも良いでしょう。

IPコード(保護等級)保護内容
IPX5全ての角度からの水の直接噴流による影響を受けない
IPX6全ての角度からの水の強い直接噴流による影響を受けない
IPX7水深1mの水中に30分間沈めても水が入らない
IPX8水中での使用が可能

耐衝撃性能が優れていれば落としても壊れない

耐衝撃性能は、一般的にアメリカ国防総省が制定しているMIL(ミル)規格の「MIL-STD-810H」という試験規格を採用しています。

MIL規格は、アメリカ国防総省が調達する物資に対して、過酷な環境でも問題なく利用できるように定められた規格です。

そのため、より優れた耐衝撃性能を求めるのであれば「MIL-STD-810H」をクリアしているスマホを選びましょう。

高い動作性能でスムーズにスマホが動く

耐久性に特化している構造であるため、その分熱がこもりやすくなっています。

そのため、発熱の原因になり得る、動作性能やメモリ容量、バッテリー容量などの一部の性能が、一般のスマホより低めに設定されている製品が多いです。

同じ端末でプライベート利用もする方は、動画を見るときに映像がカクついてしまったり、動作が遅くなったりというデメリットが発生する可能性があります。

そうならないためにも、プライベートの利用頻度も多いという方は、本体自体のスペックも確認しながらスマホを選択することをおすすめします。

写真撮影の性能が良い

作業中は、状況の記録用に写真を撮影することも多いと思います。

カメラ性能が低いものだと映りも悪くなり、記録するのに不十分な可能性があります。

カメラの使用頻度が高い方は、カメラの性能も高いものを選びましょう。

画面ディスプレイの操作性能

スマホのディスプレイの性能を検討する際に見落としがちなのが、作業用の手袋をしたままでも使えるかどうかという点です。

これは、作業の間もスマホを利用したいと考える人にとって重要なポイントです。

最近のスマホには、手袋をしたままでも正確に操作できる高感度タッチパネル機能が実装され、スムーズにスマホの画面を操作できます。

そのため、この機能があるかどうかを確認することは、使えるスマホと信頼性の低いスマホ、あるいは使えないスマホの違いを生む可能性があります。

大音量での通知が可能

作業中でも使えるスマホを持つことは、生産性を高めるために不可欠です。

電話やLINEの通知など、新しい情報をタイムリーに、効率よく受け取るために、大きな音量で通知を受け取れることです。

そのためには、スマホが十分な音量に設定できることが重要です。

建設現場の作業でもつかえるおすすめのスマホ端末

外でも作業中でもガンガン使えるおすすめのスマホを3つご紹介します。

TORQUE 5G KYG01(京セラ)

2021年発売、価格88,885円の「TORQUE 5G KYG01」は、最高レベルの硬度試験でチェックし、耐衝撃性を実現しています。

MIL-STD-810Hの21項目、合計28項目の試験をクリアしており、このシリーズでは最多の試験をクリアしています。

また、IP6X相当の絶対的な防塵性能、IPX5/IPX8相当の2mの水深に1時間まで耐える耐水性能を備えています。

また、好ましくない環境でも魅力的な画像を撮影できる高機能カメラを搭載し、さらに中性洗剤の石鹸で簡単に洗浄できます。そのため、より長く使い続けたい方に最適です。

CAT S41(キャタピラー)

2018年に発売されたCAT S41は、MIL-STD-810Gに準拠した非常に頑丈なスマホです。

69,984円という価格で入手可能です。

IP6Xの防塵性能とIPX8の防水性能(2m/60分の水没テストに耐えられる)を備えています。

さらに、ディスプレイには強靭なGorilla Glass 5を採用し、割れにくさも抜群、5,000mAhのパワフルなバッテリーを搭載しています。

他のモデルにはない機能としては、緊急時には他の端末へ専用のケーブルでバッテリーシェアが可能であることです。

また、手や手袋が濡れていても操作可能です。

バッテリー容量を重視する方に最適なスマホです。

TOUGHBOOK FZ-N1E(パナソニック)

2020年に発売された「TOUGHBOOK(タフブック) FZ-N1E」は、パナソニックが「道具のようにラフに扱っても壊れない」頑丈性能を追求し続けてきた最新形態のスマホになり、価格は136,100円です。

作業中の手荒な扱いでも耐えられるような頑丈なデザインで作られたスマホ端末で、定価は136,100円です。

優れた耐衝撃性、防塵性、防水性、屋内外での視認性を高める液晶機能、夜間撮影に便利な明るいフォトライト、長時間使用できる交換可能なバッテリーなどが特徴です。

さまざまな運用ニーズに対応するMIL規格をクリアし、完全な防塵保護を保証しています。

さらに、内蔵センサーによる自動輝度調整機能により、さまざまな照明環境下でも見やすくなっています。

外回りの営業マンにおすすめのおすすめのスマホ端末

壊れにくいスマホを探しているけど、より外見がシンプルな印象のあるものが良いと思われている方には以下のスマホがおすすめです。

arrows We (FCNT 旧:富士通)

arrows WeはFCNT エフシーエヌティー (旧:富士通)から販売されているスマートフォンです。FCNTによる独自の落下テストに合格し、画面が割れにくいタフな携帯電話として知られています。5G通信も可能で、バッテリーの劣化が少ない長時間駆動、急速充電機能など、電池効率の良い機能を備えています。

防水、防塵対応で、泡タイプのハンドソープでまる洗いできることも魅力。さらに、1.5mの高さからの落下テストにもクリアしており、衝撃に強い設計です。

このスマホを取り扱っている携帯電話会社は少ないのですが、その中でもUQモバイルでセット購入が可能。新規契約の場合、9,680円(税込)でセット購入できます。

\最大10,000円相当還元/

縛り期間、解約手数料なし、違約金もなし!

作業を効率化させる意外なアイテムとは?

いくら耐久性が優れているスマホを手に入れても、できるだけ落としたくないですよね。

そんな時に便利なのが、スマホポーチです。

スマホを汚れから守るだけでなく、常にスマホを持ち歩き、簡単に取り出せるツールです。

さらに、携帯電話をベルトなどに簡単に固定できるマグネット付きのポーチもあり、両手を自由に使えると同時に、必要な道具を簡単に取り出せるようになっています。

そこで、作業用におすすめの「Shoebill スマホポーチ 」を紹介したいと思います。

メリットは以下です。

  • タッチパネル対応でポーチから出さずに操作や通話ができる(指紋認証には非対応)
  • ショルダーベルトやカラビナも付属しているので、斜めがけや腰にかけるなどさまざまな持ち方が可能
  • 3ポケットあるので、スマホ以外にも必要なものを入れて持ち歩ける

今までポケットにスマホをいれて持ち運びしていた方も、この機会に検討されてみてはいかがでしょうか。

まとめ

この記事では、耐久性に優れたスマホを選ぶためのポイントをいくつか紹介しました。

耐久性を高めるためにさまざまな機能を盛り込んでいるスマホもあれば、一部の性能に特化しているスマホもあります。

また、携帯電話の通信費を抑えたいという方は、下記で格安SIMを紹介していますので、確認してみてください。

 

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