2021年11月20日海外にパソコンや家電などを持っていく時には、果たしてその国で使えるのか不安になるものです。
実際、電源電圧は各国で異なったりコンセントの形状が合わないため、電気店でコンセントアダプターとトランスを購入する必要が出てきます。
では、格安SIM携帯電話はどうなのか?と思う方も多いでしょう。充電はパソコンのUSBポートでもできますが、通話・SMS・データ通信で事情が異なります。
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海外で使える主な格安SIM
ワイモバイル(利用時には申し込みが必要です。)
UQモバイル
ahamo
>>ahamoの公式サイトはこちら楽天モバイル
IIJmio
mineo
>>mineoの公式サイトはこちらイオンモバイル
>>イオンモバイルの公式サイトはこちら格安SIM搭載のスマホを海外に持って行く際の注意点
格安SIMはNTTドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアの回線を借りて利用しています。
大手キャリアは今ではドコモの「パケットパック海外オプション」やauの「世界データ定額」はなどのサービスが使える(国や地域によって異なります)のです。
料金が割高に
まず、国際電話に対応しているSIMはあります。例えばワイモバイルは国際電話に対応していますが、国際電話を使えるようにするには申し込みが必要です。
また、多くの格安SIMはドコモやauの回線を利用しているので、それらのキャリアが対応している国・地域の国際電話を使うことができます。
しかし、定額サービスは無く、通話やSMSは機種や地域によって異なりますが母国での利用以上の金額がかかり、また、着信の際にも通信費が掛かります。
日本の家族と電話をしたり、同行者との連絡に電話を使っていたら帰国後、驚くような高額の請求が来るということもあり得ます。
データ通信が使えない
音声通話とSMSは海外でも使うことができますが、データ通信を利用できる格安SIMはあまり多くありません。
前述のワイモバイルは「海外パケットし放題」のサービスに申し込むことでデータ通信を25MBまでなら1日1980円、25MB以上の場合、1日2,980円で利用できます。(1日です。1月ではありません。)
海外でデータ通信を行う方法
では、格安SIMは海外ではデータ通信は無理、少なくとも高額でも仕方ないの?というとそんな事はありません。 メリット、デメリットはありますが、海外でデータ通信を行う方法は用意されています。ここからはそれらの方法をご紹介します。
現地国のプリペイドSIMを利用する
アマゾンや楽天などで「SIM ○○(国名)」と検索すると海外のSIMカードが販売されています。
楽天では「 世界のプリペイド SIMカード」というカテゴリでまとめられています。 渡航先の空港で販売されていることもあります。
しかし、格安SIM導入の時にSIMカードを認識できないスマホもあるのと同様に、稀にプリペイドSIMカードが使えないこともあるようです。
また、別のSIMカードを使っているので当然ですが電話番号が変わってしまうデメリットがあります。(スマホがデュアルSIMに対応している機種であれば問題無いですが)
SIMフリールーターを利用・空港でレンタルする
海外のデータ通信用のプリペイドSIMをSIMフリーのモバイルルーターに入れて使う方法もあります。
データ通信はルーターのWifiで行い、通話は国際ローミングで行うことで、海外でもスマホを使うことができます。 もっと手軽にネットで予約をして国際空港でWifiルーターをレンタルして、帰国後に返却するということもできます。
国際ローミングが使える格安SIMのまとめ
海外で格安SIM搭載のスマホを使うのであれば、事前にお使いの格安SIMが海外での使用への対応や料金にを確認しましょう。
申し込みが必要な場合もあります。 多くの場合、データ通信は使えないと考えた方が良いです。 お使いのスマホが現地国のSIMカードに対応していれば、それを購入して使うことができます。
出発前の日本国内にいる時でもネットショップで購入できます。SIMカードを代えてしまうと電話番号も変わってしまうのがネックですが、スマホがデュアルSIMなら電話番号も変えずに済みます。
SIM交換が無理なら、モバイルルーターを導入してデータ通信はこちらにWifi接続して行う方法もあります。事前予約すれば国際空港でレンタルすることも可能です。