PayPayで携帯料金の支払いができる携帯電話会社、格安SIMはどれ?
便利な支払い方法として、選ばれているPayPay。そんな中で、QRコード決済のPayPayで格安スマホの月額使用料金を支払うことができるのでしょうか?
答えは「一部できる」です。 消費税の支払いはできませんので注意してください。
PayPayで携帯電話の一部が支払える
PayPayを使用して支払いが可能な部分というのは、一部の料金に限られています。
具体的には、基本的な月額料金や通話料などは、クレジットカードや口座振替といった従来の支払い方法を用いて支払う必要があります。
一方で、PayPayで支払えるのは一部のサービス料金などに限られます。
つまり、すべての支払いをPayPayに切り替えることはできません。
例えば、あなたが月額の基本料金をクレジットカードで支払い、追加のオプションサービス料金をPayPayで支払うといった形が可能です。
しかし、すでにクレジットカードや口座振替で設定されている支払い方法を、すべてPayPayに変更することはできません。
PayPayで支払える携帯電話料金の対象
PayPayで支払い可能な主な料金は、月額基本料金、通話料、オプション月額です。
費用 | 対象 |
---|---|
基本料金 | |
パケット定額料金 | |
通話料・通信料 | |
オプション月額料 | |
ユニバーサルサービス料 | |
電話リレーサービス料 | |
国際料金 | |
ソフトバンクでんき | |
消費税 | |
割賦金額(スマホ端末の分割支払金) | |
ソフトバンクまとめて支払い | |
コンテンツ情報料 | |
SoftBank 光(インターネット回線) |
月額料金をPayPay残高で支払える携帯電話・格安SIM会社
次の3つの会社なら、PayPay残高で月額料金や通話料の支払いができます。
しかしながら、消費税の支払いはできません。つまり、全額をPayPay残高で支払うことはできません。
- ソフトバンク
- ワイモバイル
- LINEMO(ラインモ)
PayPayや、ワイモバイル、LINEMO、ソフトバンクグループの会社なので、顧客の囲い込みをしている、とも言えそうですね。
ソフトバンク
ソフトバンクは、ドコモ、auと並ぶ大手携帯電話会社です。
PayPay、および、ワイモバイルやLINEMOはすべてソフトバンクグループの会社が運営するサービスです。
ワイモバイル
ワイモバイルは、PayPayでの支払いが可能です。
PayPayアプリを活用することで、ワイモバイルを利用している方は、PayPay残高を通信料や通話料の決済に使えます。
ワイモバイルの特徴
- シンプル2Sプランは4Gで2365円(税込)、ソフトバンクAir加入など条件を満たすと1,078円で利用可能
- 店舗でのサポートあり
- データ繰り越しあり
- LYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)(508円相当)が無料。
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ワイモバイルを利用中
一番良かった点はソフトバンクのときと比べて月々の携帯料金が3分の1〜4分の1になったこと。
ソフトバンクには劣るけれど、ヤフーショッピングを利用するときのポイント還元率や、LYPプログラムによるクーポンなどお得な特典がたくさんあるので、乗り換えして良かったと思う。
LINEMO(ラインモ)
そして、2021年9月からPayPayでLINEMOの月額料金を支払えることになりました。
LINEMOの特徴
- 3Gで990円のプランが魅力的!
- データ繰り越しは無し
- 家族割や光回線セット割は無し
- 店舗でのサポートは無し
「LINEMOは格安すぎて、ちゃんと使えるのか?」と不安という方でも安心の料金体制です。
最初の契約事務手数料は0円!
最低利用期間は無しで、もしもすぐ解約しても、契約解除料もMNP転出手数料0円です。
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LINEMOを利用中
現在、ほとんどの連絡の手段がLINEであるため、LINEの通信料が無料(ギガ数がかからない)なのはとてもありがたいです。
また、乗り換えの契約はネット上で行えるため、自宅で手軽にいつでもできる点が便利だと思いました。大手携帯会社から乗り換えたら5千円は安くなったと思います。
ワイモバイルとLINEMOで迷ったら?
ワイモバイルとLINEMOで迷ったらどうすればいいのか?そう思う人も多いでしょう。
実は、両方の会社とも、現在は、契約解除料が無料です。
以前までのような1万円を超える高額な金額を請求されることは、ありません。
つまり、少しでも気になる方で契約して、そのあと別の格安SIM会社へ乗り換えることもできます。
PayPay残高にチャージする方法
PayPay残高は、PayPayの加盟店(飲食店など)や、ヤフーショッピング、ヤフオクなどで使えます。
PayPay残高にチャージする方法は主に、以下の通りです。
- 銀行口座からチャージ
- セブンイレブン・ローソンのATMから現金でチャージ
- ヤフーカードからクレジット払いでチャージ
- ヤフオクの売上金からチャージ
最も手間がかからないのは、銀行口座からのチャージではないでしょうか。
銀行口座の登録さえ済ませておけば、自宅でも出先でもチャージできますね。
PayPayには4つの種類がある
実はPayPayには4つの種類(PayPayマネー、PayPayマネーライト、PayPayボーナス、PayPayボーナスライト)があって少々ややこしいのですが、違いは以下の通りです。
なお、PayPayボーナスとPayPayボーナスライトでは、チャージはできません。
PayPayマネー | PayPayマネーライト | |
---|---|---|
出金 | できる | できない |
本人確認 | 必要 | 不要 |
つまり、PayPayマネーは、本人確認が必要になりますが、出金ができます。
一方PayPayマネーライトは本人確認が不要ですが、その代わり出金はできません。PayPay加盟店やヤフオク、ヤフーショッピングでのみ使えます。
おそらく、本人確認なしで、出金ができてしまうと悪用されてしまう危険性を回避したいのだと考えられます。
携帯電話の料金をPayPayで支払うメリット
ワイモバイルとPayPayは連携することで、他のサービスもお得に受けることができます。
ソフトバンクやワイモバイルの料金をPayPayで支払うメリットは3つです。
普段のPayPay利用での還元率が最大20%
PayPayの還元率は、PayPayでの支払いの回数や、Yahoo!連携のサービスを使うと翌月の還元率が上がるシステムになっています。
その中で、ワイモバイルとPayPayを連携させると普段のPayPay利用の還元率も上がります。
また、ワイモバイルユーザーはPayPayステップ適用で、paypayモールでの買い物が毎週日曜日最大20%還元されるなど、普段の買い物をお得にすることが可能です。
ワイモバイルにはPayPay関連のキャンペーン実施が豊富
ワイモバイルでは、頻繁にPayPay関連のお得なキャンペーンを実施しています。
Yahoo!ショッピングで最大18%、PayPayモールでの買い物をPayPayで支払うと最大20%の還元率大幅アップのキャンペーンを頻繁に実施しています。
さらに、ワイモバイルユーザーはLYPプレミアム(旧Yahoo!プレミアム)会員資格を自動的に持つことができ、会員限定のPayPay還元率をプラスで受けられます。
そのため、前述したYahoo!ショッピングで最大18%やPayPayモールで最大20%の還元をはるかに上回る還元を受けることが可能です。
また、LYPプレミアム会員限定のクーポンもあり1,000円以上30,000円以下で6%OFFのクーポンなど、お得に買い物できるキャンペーンが目白押しです。
ワイモバイル新規・乗り換えでPayPayボーナスプレゼント
ワイモバイルは、新規契約か他社からの乗り換えでPayPayボーナスを最大5,000円プレゼントしています。
ただし、softbank、LINEMOからの乗り換えは対象外なのと、シンプルMかLのプランでの契約が条件となっているので注意が必要です。
機種変更や乗り換えの際にPayPayのアカウントは引き継ぐ方法
機種変更や他社乗り換えで、スマホが変わる場合今まで使っていたPayPay残高やアカウントは、どうなるのかと心配な方もいるかと思います。
結論から言うと、PayPayはアカウントをそのまま引き継ぐことが可能です。
引継ぎを行う際の注意点を解説します。
電話番号が変わらない場合
携帯電話番号に変更がない場合、機種変更前の手続きは特に必要ありません。
新しいスマホでPayPayアプリをダウンロードし、以前のスマホでPayPayに登録した携帯電話番号とパスワードでログインすると、アカウントの引継ぎが可能です。
機種変更の前に、必ずパスワードを確認しておくとスムーズに引継ぎができるでしょう。
電話番号が変わる場合
電話番号が変わる場合、機種変更前に引継ぎの手続きを行う必要があります。
手続きを行うには、旧機種と新機種を手元に置いた状態で行うと、手続きを行いやすいのでおすすめです。
- 旧機種でPayPayアプリを起動し、右下の「アカウント」をタップします
- アイコンか右上の「詳細」をタップすると「アカウント情報」が表示されます
- 「携帯電話番号」をタップすると「新しい携帯電話番号に変更する」と表示されるので、「新しい携帯電話番号に変更する」をタップしましょう
- PayPayアカウントのパスワード入力画面が表示されるので、必要情報を入力し「認証する」をタップします
- 変更後の携帯電話番号を入力し、「電話番号を確認してSMSを送信する」をタップします
- 新機種に届いたSMS認証コードを入力し、「認証する」をタップで変更完了です
手順通り行えば、難しい手続きはなく簡単にPayPayのアカウントを引き継げます。
まとめ
現金を持ち歩かなくて便利なPayPayですが、格安SIMの料金の支払いは基本的にできません。
しかし、ワイモバイルではPayPayを支払いに使用できるだけではなく、連携することで得られるメリットが多くあります。
PayPayを普段から使用している人は、ワイモバイルと連携して、お得に買い物を楽しんではいかがでしょうか。