何かと一人暮らしにはお金がかかります。だから「あ、固定費を節約すれば少しは余裕がでるかも?」そう思っているかもしれませんね。
一人暮らしであれば、自分一人なので、固定費を誰の断りも必要ありませんので、すぐに対策をとれるでしょう。
この記事では、一人暮らしでの固定費の節約について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
家賃が安くて快適に住むためのポイント
一人暮らしをしている人の多くは、賃貸アパート、マンションに住んでいるのではないでしょうか。
毎月の決まった金額を支払う家賃を下げることができたら、かなりの固定費の削減につながります。
結論からいいますと、現在の家賃を下げることはなかなか難しいといったところが正直なところです。
しかしながら、もしも引っ越しの予定があるなら、固定費を節約するという意味では次のポイントを抑えることをおすすめします。
駅から遠い賃貸物件は安い
基本的に、駅から近い物件は、家賃が高くなります。
そのため、駅から遠くなればなるほど、家賃は安くなる傾向にあります。
そこで、考えたいことが、自転車です。車を持つには固定費がかかりますが、自転車ならそれほどでもありません。
自転車を使うことで、気軽に早く移動する手段として使えます。
電動キックボード
最近では、電動キックボードも普及し始めているので、検討してみるとよいでしょう。
2022年4月19日道路交通法の一部が改正され、新たな車両区分「特定小型原動機付き自転車」が作られました。そして、それにあたるのが電動キックボードです。
車体は小型で最高速度20km/h以下に制限されます。
リフォームやリノベーション済みの物件
築年数の長く古い賃貸物件は、家賃が安くなります。
「でも古い家賃はちょっと抵抗がある」という方におすすめするのが、「リノベーション済み」の賃貸物件です。
リノベーション済みの物件は、築30年以上となることが多いですが、トイレやお風呂、洗面所が新品に取り替えてあることが多いです。
また、フルリノベーションしている賃貸物件は、積極的に貸し出そうとしている大家さんが多く、入居者のいろいろな相談にのって対応してくれる可能性もあります。
リフォームとリノベーションの違い
「リフォーム」は新築の時の状態に近づけるように破損箇所を修理・交換すること。
「リノベーション」は比較的大改修になり、耐震、防火などの安全性を向上させたり住まいとしての機能向上をして新しい付加価値を付ける事を指します。
引っ越し代の節約には赤帽
引っ越し代の節約は、赤帽などを検討するのも良いでしょう。
賃貸住宅に住む場合、家賃は固定費の大部分を占めます。もし、引っ越しを検討しているのであれば、次の点に注意して物件を探すと良いでしょう。
赤帽が安い理由
一般の引っ越し業者に依頼する場合、基本的には荷物を運ぶ必要はありませんが、赤帽の場合、依頼主自身も一緒に自分の荷物を運ぶ必要があります。その分、料金が抑えることができます。
電気料金の節約
電力のユーザーが意識して行う事としては電気はこまめに消す事です。照明コストは「電力消費×点灯時間」なので、使う必要が無い電気を点けておくことは明らかに無駄なことです。
節約することからは離れてしまいますが、人感センサーや無線スイッチを導入すると不必要な点灯を防止できます。
また、使っていない家電もコンセントに差しているだけでも少しづつ電力を使ってしまうため、直ぐにスイッチを入れられないと困るものはともかく、普段は使わないものはコンセントは抜いておきましょう。
LED照明は消費電力が従来の電灯に比べ1/2から1/10になります。従来の電灯のソケットにそのまま使うことができる電球が販売されているため、電灯を更新する時に導入すれば特に不便を感じずに節電できます。また、電球自体の寿命が長いため、交換する手間も少なくなります。
新電力もあわせて検討
電力自由化により、各家庭で好きな電力会社と契約できるようになりました。
地域によって契約できる電力会社は異なります。自分にとってお得な電力会社を選ぶようにしてください。
ガス料金の節約
ガスはプロパンガスと都市ガスで価格が大きく異なります。利用する地域や販売店によって異なりますが、プロパンガスは都市ガスの約3倍の料金になると言われていますので、都市ガスが利用可能であればそちらを選択します。
なお、ガスコンロなどはプロパンガス専用と都市ガス専用のものがあり、ガスをプロパンガスから都市ガスに変更した場合は買い替えの必要があります。
なお、お湯を沸かす時にはガスコンロを沸かすよりも、水を電子レンジで温めると安くお湯を得ることができます。
風呂場のガス代は家庭全体のガス代の中でも大きな比率を占めます。湯舟は一度お湯を溜めれば複数人が入れるので2人以上が入浴をするなら湯舟の方が安いです。シャワーは一度で水を流してしまうのですが、一人暮らしならシャワーの方が安く上がります。
水道について
無理なく節水するには節水シャワーヘッドを導入すると、最大50%の節水になると言われています。
使う人が特に意識しなくても水の勢いは変わらないため、節約のために無理をしているという実感はありません。もちろん、洗面や皿洗いの時に水を流しっ放しにしないなどの心構えは必要です。
なお、「水道料金がずいぶん高いな」という時は、水道管から水漏れを起こしている可能性があります。
そのような事態に気付くためにも料金はチェックしましょう。
携帯電話は格安SIMにする
携帯電話の月額料金が3,000円以上である人は、まずは格安SIMを検討されることをおすすめします。
その一方、携帯電話についてはドコモ、auなどの大手キャリアは通話料金が定額かけ放題になりますが、近年は格安SIMでも「〇分以内なら通話無料」というオプションサービスを提供している会社が多いです。
また、指定のサービスなら通信費がゼロという場合もあります。
もし、あなたがどうしても長電話をすることが必要であったり、大手キャリアが独自に提供しているサービスやメールアドレスを手放せないのであれば話は別ですが、そうした事情が無ければ格安SIMに乗り換えてしまいましょう。
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ネットの活用で節約を
もしインターネットそのものがスマホやポケットルーターだけで問題無く使えているのであれば、思い切って固定回線を使うのはやめるのも方法です。
こうして見ると、ネットは削るべきものという印象を持ってしまうかも知れませんが、このコロナ禍で普及して来たオンライン飲み会を利用することで飲み会にかかる費用を抑えるなどの活用法があります。
また、メルカリやヤフオク、ラクマなどのフリマアプリで不要な持ち物を売ったり、これは節約というよりは副業になりますが中古品を仕入れて、あるいは趣味を活かしてハンドメイドで作ったものを販売することもできます。
無理をしない
いくら、節約が必要だといっても過度のストレスをためるほどに節約することはおすすめできません。
自分のペースで無理のない範囲で節約することをおすすめします。
固定費の節約の一人暮らしのまとめ
家賃は固定費の中でも最も大きいものなので、物件を選ぶなら駅近くの高額物件を避け、自転車で通える程度の距離で、中古物件をリフォーム・リノベーションしたものが快適に暮らせます。
電気代は電力自由化によって契約する電力会社を選べるようになりましたが、一人暮らしに向いているプランを提供している会社を探す必要があります。
ガスを選ぶならプロパンガスより都市ガスが安いです。また、一人暮らしなら湯舟を使うよりシャワーが安く使えます。
よほど長電話する人でなければスマホは格安SIMにするのがお得です。
使っていない定額サービスを解約することが無理の無い節約です。またスマホやポケットルーターで用が足り、固定回線が必要無い人なら解約しても良いでしょう。
一方でオンライン飲み会で交際費を抑えたりフリマアプリで不用品を売るという節約法もあります。
なお、食費は生活費において大きな割合を占めます。日々楽しみながら工夫するのが良いでしょう。
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