iPhoneからAndroidにして困ることは?Androidのメリットや注意点を紹介
今までiPhoneを使ってきたユーザーが「そろそろAndroidのスマホを使ってみようかな」と思ったとき、「Androidってどんなスマホ?」「使いやすさは?」と思ったことでしょう?
iPhoneユーザーがAndroidに移行することは容易に行えますが、移行するときの注意点を抑えておかないとAndroidに移行したことを後悔してしまう可能性があるので注意が必要です。
そこで本記事では、iPhoneユーザーがAndroidに移行するメリットと注意点についてそれぞれご紹介していきます。
iPhoneからAndroidに移行するユーザーが増えている理由
昨今の急激な円安などの影響もあり、Apple社は日本で販売するiPhoneの値上げを発表したことが記憶に新しいという方も多いのではないでしょうか。
日本のiPhoneのシェア率はiPhoneが6割でAndroidが4割と言われていますが、世界ではiPhoneのシェア率は3割でAndroidが7割と言われています。
値上げ幅はiPhoneの機種によっても異なりますが、iPhone SE(第3世代)64GBで5,000円の値上げ、iPhone 13 Pro Maxの1TBでは40,000円の値上げなどさまざまです。
以前までも価格の高いiPhoneでしたが、さらに値上げをするということでAndroidに移行しようという方は非常に増えています。
つまり、iPhoneからAndroidに移行するユーザーが増えている理由は、「iPhoneは高くなって、そろそろAndroidにしようかな」「安いAndroidでも十分に使えそう」といったことです。
iPhoneからAndroidにして困ることは?
困ることをまとめてご紹介。
人によってはとくに困らないということもあるかもしれませんので、よく内容を確認してください。
セキュリティのばらつきに注意
セキュリティはスマートフォン使用において最も重要な要素の一つです。
Androidは様々なメーカーから発売されるため、セキュリティのレベルが異なります。
そのため、セキュリティソフト利用の検討が必要です。
ただし、中にはセキュリティソフトと謳い、実は不正アプリであることもあるので、注意が必要です。
LINEのトークの履歴が引き継ぎができない
iPhoneからAndroidに移行するときに、LINEアカウント自体は移行することはできますが、トークの履歴は引き継ぐことができません。
過去のトークを見返すことができなくなってしまいますし、アルバムを見返す場合は写真や動画をすべて保存しておく必要があります。
データ移行の手間がある
データの移行は時間と労力がかかる場合が多く、重要なプロセスです。
iPhoneからAndroidへのデータ移行が必要であることは覚えておきましょう。
- 連絡先
- メッセージ
- 写真
- アプリ、アプリ内のデータ
- カレンダーの予定
- 音楽ファイル
- メモ
- ブラウザのブックマーク
品質はメーカー次第
端末の品質が使用体験に大きく影響するため、この点は非常に重要です。
つまり、端末によっては使いやすさやカメラの性能、動作などが異なります。
iPhoneとの連携に制限
多くの人がiPhoneを使用しているため、連携の制限は大きなデメリットとなります。
例えば、写真やファイル、位置情報、書類を他のiPhoneやiPad、Macに共有できるAirDropはAndroidにすると使えなくなります。
Apple Payは使えなくなる
Androidでは、Apple Payはつかえなくなります。
ただし、Androidでは、Google Payを利用することができます。
なお、Apple PayとGoogle Payでは多少の違いはありますが、ほぼ同等の支払い機能が使えるでしょう。
OS更新の頻度は低い
Androidスマートフォンは多くのメーカーによって製造されています。
そのため、GoogleがAndroid OSの新しいバージョンをリリースしても、各メーカーがその更新を端末に適用するまでには時間がかかる場合があります。
また、スマホによっては対応しない場合もあります。
認証の方法はAndroidスマホごとに異なる
顔認証は便利な機能であり、多くの人が利用しています。
Androidでは、顔認証、指紋認証、パスコード認証などはスマホによって異なります。
アプリ選びで制限あり
ゲームをよく利用する人にとっては、この点は重要なポイントでしょう。
以前よりはアプリの格差は小さくなっていますが、iPhoneで使えていたアプリがAndroidにもあるとは限りません。
ご自身が使いたいアプリがあるか確認してください。
動作のもたつきを感じる
動作の遅さは使用体験を大きく損なう可能性があります。
iPhoneでは、一定の水準の性能があり、「サクサク動く」を実感できます。
一方でAndroidでは、低機能の端末から、高機能の端末まで様々で、場合によっては、iPhoneよりも動作にもたつきを感じることがあるでしょう。
設定方法は端末ごとに異なる
設定の手間は、特に初めてAndroidを使用する人にとってはストレスになる可能性があります。
また、スマホ端末によって設定の項目や設定する場所が異なることも覚えておきましょう。
ライトニングケーブル不可
AndroidスマホはUSB Type-Cのケーブルで充電します。
そのため、iPhoneのケーブルは使えません。
持ち運び用や予備用として、Lightningケーブルを持っていた場合は買い替える必要があります。
Apple Watchとの非連携
Apple Watchを既に所有している場合、Androidスマホでは、iPhoneと同様に連携することは難しくなります。
日本市場での選択肢が限られる
Androidスマホのなかでも、人気のない機種になると、ネットでの情報が少なく、トラブルがおきたときの問題解決が困難になる可能性があります。
また、日本においては、iPhoneのユーザーが圧倒的に多いため、使い方がわからないときに友だちや家族に聞いても、わからない場合が想定されます。
iPhoneからAndroidに移行するメリットは?
iPhoneからAndroidに移行する主なメリットは下記の通りです。
- 低価格の機種が販売されている
- 実は高性能
- Type-Cのケーブルに対応している
- SDカード対応機種ならストレージ容量を増やすことができる
- Googleのサービスとの相性の良さ
それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.低価格の機種が販売されている
Appleが販売するiPhoneに対して、Androidの端末は種類・スペック・端末・製造メーカーが異なる種類が多く販売されています。
Samsung、Google、Sony、LG、Motorola、Xiaomi、OPPO、シャープなど、さまざまなメーカーがAndroidスマートフォンを提供しています。
必要となる機能だけが備わっているAndroidを選ぶことで、iPhoneよりも大幅に安く購入できることも珍しくありません。
2.高性能なスマホ端末も選べる
少なからず、iPhoneユーザーの中には「Androidは性能が悪く、iPhoneは性能が高い。」と思っている方が多いようです。
しかし、2023年においては、性能や機能面では、Androidの方がiPhoneより性能が高い機種があります。
例えば、スクリーンサイズ、ディスプレイの種類(折りたたみディスプレイやエッジスクリーンディスプレイ(※)など)も豊富です。
具体的には、4Kカメラや高音質の「Dolby Atmos」を実現できるXperia 1 IVや、折りたたみスマートフォンの「Galaxy Z Flip4」や「Galaxy Z Fold4」などがあります。
(※)Galaxy Note Edgeが搭載
3.Type-Cのケーブルに対応している
iPhoneを充電するときに使用するコネクタの種類は「Lightningコネクタ」ですが、これはアップル製品にしか採用されておらず、付け根が故障しやすいというデメリットが存在しています。
一方でAndroidに採用されているコネクタは「Type-Cコネクタ」ですので、Windowsのノートパソコンなど様々な製品との互換性があり便利です。
Androidを使用していれば、出先で充電コードに困ることも少なくなるでしょう。
4.SDカード対応機種ならストレージ容量を増やすことができる
iPhoneで大きな悩みとなることはストレージ容量の不足ですが、一部のAndroidではSDカードスロットが搭載されているため、Android本体のデータ容量が足りなくなったらSDカードにデータを移すことができます。
ただし、Googleが開発するPixelシリーズなどではSDカードスロットを搭載していない場合もありますので注意してみてください。
機能の違いは「iPhoneとAndroidの2台持ちってどう?それぞれの違いを解説」もご覧ください。
5.Googleのサービスとの相性の良さ
Androidスマートフォンでは、Google検索、Googleマップ、Googleアシスタント、Google写真など、さまざまなGoogleのアプリが事前にインストールされています。
また、Googleドライブを使えば、データやファイルをクラウド上でバックアップし、複数のデバイス間で簡単に共有できます。
さらに、Googleフォトを使えば、写真やビデオを自動的にバックアップし、容量を節約しながら簡単に整理できます。
iPhoneからAndroidに替えると後悔する?
iPhoneからAndroidに切り替える際に後悔する可能性のある3つのストーリーを紹介します。
大切なデータが消えてしまった日
「Aさんは、長年愛用してきたiPhoneからAndroidに切り替えることを決めました。
しかし、彼女は予期せぬ問題に直面します。
Aさんは、iPhoneのデータをAndroidにスムーズに移行できると思っていましたが、移行の際で重要な連絡先や写真が消えてしまったことに気づきます。
大切な思い出やビジネス上の重要な情報を失ったAさんは、Androidへの切り替えを後悔するのです。」
iPhoneからAndroidへのデータの移行は事前によく確認することが大切です。
なお、Android公式サイトのデータ移行を解説したページ「Android に移行する」もあわせて確認してください。
使い慣れたアプリが利用できなくなった日
「Bさんは、iPhoneからAndroidに乗り換えることを決意しました。
しかし、彼は思わぬ課題に直面します。
iPhoneで使い慣れた特定のアプリがAndroidには存在しないことに驚きます。
彼の日常生活や仕事の効率に重要な役割を果たしていたアプリの代替を見つけることが困難となってしまいました。」
iPhoneの利用時に使っていて、Androidになっても絶対に利用したいアプリがある場合、事前に確認しましょう。
新たな操作方法に適応する苦労の日々
「Cさんは、iPhoneからAndroidに移行することを決めました。
しかし、彼は新しい操作方法に慣れるまでに苦労します。
以前の環境で使い慣れた操作や設定が見当たらず、Androidの設定画面に戸惑いを感じるのです。
Cさんは簡単な操作や使い慣れたiPhoneの感覚を懐かしみ、Androidへの切り替えを後悔することもあります。」
iPhoneとAndroidでは設定画面が異なります。慎重に確認しましょう。
「iPhoneは高い」そう思うならiPhone SEを選びましょう
iPhoneは高価なスマホですが、iPhone SEは手頃な価格で提供されています。
iPhone SEはコンパクトなデザインでありながら、高性能なパフォーマンスと先進のカメラを備えています。
そして、ワイモバイルでは、iPhone SE(第3世代)をセット購入できます。
ワイモバイルは店舗サポートも提供しており、問題やトラブルがあった場合に迅速な対応を受けることができます。
iPhone SE(第3世代)とワイモバイルのセット購入は、手頃な価格で高品質なスマートフォンを手に入れる方法です。
一括払いや分割払い(24回、36回) が予算に合わせて選べます。64GBのiPhone SE(第3世代)を36回払いにした場合は機種代金は1ヵ月2,040円となります。
ワイモバイルの詳しいサービス内容は、公式サイトをご覧ください。
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ワイモバイルを利用中
ワイモバイルを利用してよかったことは、料金が格段に安くなったことです。
以前利用していたauは月々の使用料金が10,000円近かったのですが、それが半分以下になりましたし、データ使用量も変わらずで同じ通信状況を感じているのに会社ごとでこんなに違うんだと驚愕しました。
ワイモバイルを利用中
ソフトバンクからワイモバイルに乗り換えたことで毎月1万円以上だった利用料金が4,000円いかないぐらいまで出費をおさえることが出来たことが良かった点です。
まとめ
本記事では、iPhoneユーザーがAndroidに移行するメリットと注意点についてそれぞれご紹介していきました。
iPhoneユーザーがAndroidに移行することはメリットもたくさんありますが、それと同時に注意点も存在しますので、それぞれをしっかりと見極めた上で移行することが後悔しないポイントです。
ぜひ本記事を参考にして上手にiPhoneからAndroidに移行してみてください。