格安スマホへの乗り換えでLINEを引き継ぐ方法を解説！注意点やID検索も解説

「格安スマホにしたいけれど、LINEはちゃんと使えるの？」

格安スマホに乗り換えることで、ちゃんとLINEを引き継げるかどうかお悩みの方は少なくないのではないでしょうか。

結論から言うと、格安スマホでもLINEはしっかり使うことができます。

しかし、LINEのアカウントの引き継ぎをする必要があったり、格安スマホに乗り換えることでID検索ができなくなることがありますので、いくつか注意が必要になります。

この記事では、簡単にその注意点をご紹介していきたいと思います。

格安SIMにしてもLINEは使える

「LINEを使いたいけど、格安SIMに変えると使えなくなるのでは？」と心配される方もいるかもしれませんが、ご安心ください。

格安SIMでもLINEは全く問題なく利用できます。

ただし、格安SIMを使用すると、「年齢認証」や「ID検索・電話番号検索」などの一部の機能が制限されることがあります。これは、格安SIMがキャリア契約ではないため、キャリアとの間で行われる一部の手続きが省かれるためです。

しかし、例外もあります。一部の格安SIM（例えばワイモバイルやLINEMOなど）では、年齢認証も可能です。

別のスマホを利用する場合、引き継ぎが必要

スマホを新しくする際には、LINEの引き継ぎ設定が必要になります。

なぜなら、LINEアカウント情報は現在使用しているスマホ端末に紐づいているからです。そのため、格安スマホへの乗り換えと同時に端末を新しくすると、LINEのデータを新しい端末に引き継ぐ設定を自分で行う必要があります。

ただし、携帯電話会社を別の会社に乗り換え、現在使用している端末をそのまま使い続ける場合は、LINEアカウントの引き継ぎは必要ありません。

1 今まで使ってきたスマホでLINEアカウントの引き継ぎする方法

LINEアカウントの引継ぎ方法は以下の通りです。

設定情報の確認をする

まず、現在使っているスマホでLINEの「設定情報」（電話番号、メールアドレス、パスワード）を確認し、必要なら更新します。

これは新しいスマホでスムーズに引き継ぎを行うための準備です。

引き継ぎの許可を設定する

次に、新しい電話番号に変更する場合、現在のスマホで「引き継ぎの許可」をONにします。

この設定を行った後、36時間以内に新しいスマホで引き継ぎを行う必要があります。

許可設定

許可設定は、LINEの「設定」メニューから「アカウント引き継ぎ設定」を選び、「アカウントを引き継ぐ」をオンにすることで行います。

トークのバックアップ

LINEでは、アカウントの引き継ぎをしただけでは、トーク履歴は引き継がれません。トーク履歴が必要な場合は、iCloudやグーグルドライブに、トーク履歴のバックアップをとって保存します。

2 新しいスマホでの設定

次に新しいスマホで行うことを解説します。

LINEをインストールし、ログインする

新しいスマホにLINEをダウンロードし、既存のメールアドレスとパスワードを使ってログインします。

電話番号を確認する

音声通話やSMSが利用できるプランの場合、新しいスマホの電話番号を入力します。

その後、その番号に送られてくる認証コードをアプリに入力します。

トーク履歴を復元する

旧スマホでトーク履歴のバックアップを取っていた場合、新しいスマホでそのバックアップを復元します。これにより、旧スマホでのトーク履歴を新しいスマホでも見ることができます。

注意点として、新しいスマホで「新規登録」を選ばないようにしましょう。新規登録を選ぶと、新しいアカウントが作成され、旧アカウントの情報（友達、グループ、購入したスタンプなど）が全て消えてしまいます。

格安スマホでは、ID検索ができなくなる

さらなる注意点として、格安スマホに乗り換えた場合、LINEではID検索ができなくなる場合があります。

というのも、ID検索にはLINEへの年齢認証が必要なのですが、この開示が格安スマホではできないためです。

auやドコモ、ソフトバンクなどの3大キャリアでは、希望に応じてLINEに年齢を開示できます。

しかし、格安スマホ会社（MVNO）は、異なる会社間での個人情報の規制が厳しい為、年齢を開示することができないのです。

ただし、ID検索以外での友達検索は可能なので、ID検索ができないからといって大きな不便はないといえるでしょう。

LINEアプリのグループ会社であるソフトバンクの傘下にあるワイモバイルとLINEMOについても、ID検索が問題なくできます。

ワイモバイルのくわしいサービス内容は「ワイモバイルのメリット、デメリットを解説！」をチェックしてください。

格安スマホでLINEを使うときはLINEMOにしたほうがいい？

さきほど、説明しました注意点は、実はLINEMOでは、すべて解決します。

ほとんどの格安スマホではできないと書いた、年齢確認とID検索やSMSによる認証コードの取得が、LINEMOへ乗り換えることで可能となるのです。

SMS非対応のSIMでも、登録したメールアドレスに認証コードが送られてくるので、例えばFacebookでの引き継ぎに失敗したとしても、安心です。

また、年齢確認もLINEMOと契約する際に直接の年齢確認ができるので、ID検索が可能となります。大変助かるシステムですね！

その他、LINE ポイントもためやすくなったりと、LINEモバイルならではのサポートが受けられるので、格安スマホでLINEを使いたいときはLINEMOにするのがおすすめと言えるでしょう。

格安スマホのLINEまとめ

格安スマホでLINEを使うときには、乗り換える前にしっかりとアカウントの引き継ぎの設定を終えて置くことが一番無難と言えます。

Facebookとの連携、メールアドレス、パスワードの設定は必ず行った方が得策でしょう。

多くの格安スマホにあるID検索などの制限がLINEモバイルでは全て解消されるので、よりスムーズにLINEを使いたい方にはLINEモバイルがおすすめです。