MNP予約番号の取得方法と注意点を解説!携帯電話番号の乗り換え時のポイントも紹介

電話番号をそのままで他社の携帯電話へ乗り換える際に、MNP予約番号が必要だと聞いて、少しだけ不安になっていませんか?

ここでは、初めてMNP予約番号を取得する人に向けてMNP予約番号を解説していきます。

最短即日で電話番号そのままで乗り換えできる!2023年5月24日からワンストップ方式のMNPが開始!MNP予約番号の発行が不要になってもっとかんたんに!

目次

MNP予約番号とは

MNP予約番号(Mobile Number Portabilityの略)とは、携帯電話会社が発行する10桁の番号で、今までの電話番号をそのまま他の携帯電話会社で利用する際に必要な番号です。

MNP予約番号の取得手続き自体は無料です。

しかし、現在契約している携帯電話会社を解約する場合、解約金、MNP転出手数料が別途、手数料がかかる場合がありますので、以下の表を確認してください。

各社の解約金とMNP転出手数料

会社名解約金NMP転出手数料
楽天モバイル0円0円
LINEMO0円0円
ahamo0円0円
povo (※1)0円0円
ワイモバイル0円0円
UQモバイル0円0円
TONE モバイル1,000円3,300円
IIJmio0円0円
BIGLOBEモバイル0円0円
mineo0円0円

ご覧の通り、TONEモバイルだけは解約金、MNP転出手数料が発生しますがそのほかは手数料が発生しません。

なお、携帯電話を新しく取得したい、電話番号を変更したい、場合、新規契約になるため、MNP予約番号は必要ありません。

MNP予約番号はどんな時に必要ですか?

MNP予約番号は、現在契約している携帯電話会社から他の携帯電話会社に乗り換える場合、携帯電話番号をそのまま利用する際に必要です。

乗り換える先の携帯電話にインターネットの公式サイトなどで申し込みをする際に、「MNP予約番号」を入力する必要がありますので、乗り換えを決めたら事前に手続きしましょう。

MNP予約番号の取得と必要となるシーンのイメージ

乗り換え元の携帯電話会社でMNP予約番号を発行

乗り換え先の携帯電話会社に申し込みをする際にMNP予約番号を入力

MNP予約番号はどこで取得できる?

MNP予約番号を取得するためには、現在契約している携帯電話会社に申し込む必要があります。

彼らは、魅力的な割引を提供したり、退会の目的を繰り返し問い合わせたりして、あなたを揺さぶろうとするかもしれません。また、MNP予約番号を発行していない場合は、断固として発行するように要求する必要があります。

  • オンライン(Webサイト)での手続き
  • 電話での手続き
  • 店頭での手続き

最もおすすめは、オンラインでの手続きです。

その理由は、待ち時間もなく、店頭で順番を待つ必要が無いからです。

なお、オンラインでの手続きは24時間受付です。

MNP予約番号の取得方法をキャリア別に解説

現在NTTドコモで契約している場合

現在NTTドコモと契約されている方は、ウェブサイト、電話、ドコモショップの3つの方法でMNP予約番号を取得が可能です。

Webサイトを利用する場合はログインID、パスワード、ネットワーク暗証番号が必要です。

電話でMNP予約番号を取得する場合は特に必要なものはありません。

ドコモショップでMNP予約番号を取得する場合は、本人確認書類を用意する必要があります。なお、委任状があれば本人以外でも手続き可能です。

Webサイト「My docomo
パソコン・スマホのインターネットを利用して「My docomo」でもMNP予約番号は取得できます。

My docomo | NTTドコモ のページ

電話「ドコモインフォメーションセンター」
ドコモ携帯電話から:(局番なし)151(無料通話)
一般電話から:0120-800-000(無料通話)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)

店舗 「ドコモショップ」「d garden」
ドコモショップの場合、来店して「MNP予約番号を取得したい」と伝えれば取得できます。

現在auで契約している場合

電話でのお手続きの場合は、特に必要なものはなく、簡便にお手続きいただけます。ただし、auショップで手続きする場合は、本人確認書類と、本人以外の方が手続きする場合の委任状が必要です。

なお、auからUQモバイルへの乗り換えでは、MNP予約番号が不要です。

Webサイト「My au」
パソコン・スマホのインターネットを利用して「My au」でMNP予約番号は取得できます。MNP予約番号は、申し込みをした携帯電話番号あてに157よりSMS(ショートメッセージ)にて通知されます。

My au TOP → 画面上部「スマートフォン・携帯電話」 →ご契約内容/手続き → お問い合わせ/お手続き → MNPご予約

au 詳細ページ のページ

電話(携帯電話番号ポータビリティ受付窓口)
au携帯電話、一般電話共通:0700-75470(無料通話)
受付時間:9:00~20:00(年中無休)

auショップ 一部のPiPit
auショップ、もしくはトヨタ自動車販売店の中にある「PiPit」に来店して、MNP予約番号を取得したいと伝えてください。

現在ソフトバンクで契約している場合

現在ソフトバンクと契約している方は、契約している携帯電話のMNP予約番号を電話やホームページ、ソフトバンクショップで取得できます。必要なもの、取得方法の概要は以下のとおりです。

電話でMNP予約番号を取得する場合は、特に用意するものはありません。

Webサイトで取得する場合は、「My Softbank」のログイン名、パスワード、ネットワーク暗証番号を用意します。

店舗を利用する場合は、本人確認書類の提出が必要です。ご本人でない場合は、他の方が手続きを行い、委任状をお持ちいただく必要があります。

Webサイト「My SoftBank」
パソコン・スマホのインターネットを利用して「SoftBank」でMNP予約番号は取得できます。MNP予約番号は、申し込みをした携帯電話番号あてに157よりSMS(ショートメッセージ)にて通知されます。

My SoftBank | ソフトバンク のログインページ

電話(携帯電話番号ポータビリティ(MNP)お問い合わせ窓口)
ソフトバンク携帯:*5533(無料通話)
一般電話:0800-100-5533(無料通話)
受付時間:9:00~20:00

ソフトバンクショップ
お近くのソフトバンクショップで、取得したい旨を伝えると発行してもらえます。

ソフトバンクショップでは、カウンターにて承ります。店舗によって営業時間が異なる場合がありますので、ご注意ください。

現在楽天モバイルで契約している場合

現在、楽天モバイルを契約している方が、MNP予約番号を取得するには、Webで取得するのが一番早くて便利な方法です。

my楽天モバイルにアクセスし、右上の三本線のメニューを開き、「契約プラン」を選び、「各種手続き」の中の「手続きに進む」を選び、「他社(MNP)への乗り換え」を選び、MNP予約番号を取得できます。

MNP予約番号の取得に関する注意点

MNP予約番号を取得するためには、ある項目に注意することが必要です。この文章では、MNP予約番号を取得する際に気をつけるべきポイントを詳しく説明します。

MNP予約番号には有効期限がある

MNP予約番号には所定の有効期限があり、取得した日から数えて有効期限は15日間です。

なお、有効期限は15日間ありますが、通常では、数日以内に乗り換えの手続きをする必要があります。

例えば、楽天モバイルの場合は、有効期限が残り10日残っている状態で手続きが必要です。つまり、MNP予約番号を取得してその日を含めて5日以内に楽天モバイルに契約手続きをする必要があります。

もしも、有効期限が足りない場合は、再度MNP予約番号を取得する必要があります。発行する携帯電話によっては有効期限を過ぎてからでないと手続きができない場合もありますので、注意が必要です。

格安SIM
MNP予約番号の取得後の何日以内の申込が必要か?
(必要有効期限の日数
楽天モバイル5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
ワイモバイル5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
LINEMO5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
UQモバイル5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
ahamo5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
mineo5日以内の申込が必要
(有効期限が10日以上必要)
IIJmio8日以内の申込が必要
(有効期限が7日以上必要)
BIGLOBEモバイル3日以内の申込が必要
(有効期限が12日以上必要)

MNP予約番号の取得だけでは解約にならない

携帯電話番号ポータビリティの予約番号を取得しても、携帯電話会社の契約解除はまだ確定していません。

乗り換え先で手続きが完了した時点で、乗り換え元の解約が完了します。そのため、乗り換え元での解約手続きは不要です。

スマホ端末の支払いが残っている場合は引継ぎ支払いは続く

スマホ端末の支払いが終わっていない場合には、乗り換え元の携帯電話会社での支払いは続きます。

名義人が一致しない時は契約できない

スマホの契約で審査が通らない時の原因でよくあるのが名義人の不備です。

現在使用している携帯電話会社と乗り換え先の携帯電話会社の名義人の名前に相違がある場合、エラーが出てしまい、審査が通らないことがあります。

その中で、一番多いのは家族名義であると言います。

例えば、学生時代にお父さんの名義ですべてのものを使っていた場合です。

ずっと年数が経っても実際にはまだお父さんの名義にしているため、乗り換え先で契約する人と名義が一致せず、不備になってしまう可能性があります。

その場合、名義を変更してからもう一度MNPを行う必要があります。

解約した月の料金は日割り計算にならない

ほとんどの携帯電話会社では、解約した月の料金は日割り計算にならず、満額で請求されます。

そのため、「月末に解約することがお得になる」と考える人が多いですが、注意が必要です。

なぜなら、月末は契約手続きが集中し、最悪の場合は、ずれ込む可能性があり、翌月の1日になった場合、その当月の満額料金の請求になります。

つまり、月末ぎりぎりではなく、25日あたりの手続きをおすすめします。

メールアドレスを引き続き使う場合は、別途手続きする

ドコモ、au、ソフトバンクの場合はキャリアメールを利用できますが、多くの格安SIMでは、キャリアメールは有料、もしくはサービス自体がありません。

そのため、自身で無料のGmailやYahoo!メールなどを用意するか、あるいは、有料のメール持ち運びサービスを利用する必要があります。

詳しくは、「無料のメールアドレスか、有料のメール持ち運びサービス詳細を解説した記事」をご覧ください。

まとめ

結論として、MNP予約番号は、携帯電話番号を変えずに他社へ乗り換えるために必要不可欠になります。無料で手続きできます。

MNP予約番号の15日間ありますが、各携帯電話会社で指定されている有効期限の日数が残っている状態で申し込みをする必要があります。

その日数が足りない場合は再度、MNP予約番号の取得が必要です。

MNP予約番号の取得自体は無料ですが、契約内容によっては、解約金が発生することがありますので、事前に確認しておきましょう。

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