電話の2回線目を検討している中でこのようなお悩みはありませんか?
「スマホ2台持つのは不便になる?」「1台で2回線使えるデュアルSIMって何?スマホ2台持ちはどちらがいいの?」
この記事では、1台で2回線使えるデュアルSIMとスマホ2台持ちのメリット・デメリットを比較して紹介します。
デュアルSIMとスマホ2台持ちはどちらがいいのか?

1台で2回線使えるデュアルSIMは1台のスマホに2回線の電話番号が使えるようにすることで、スマホ2台持ちはそのまま、1台に1回線の電話番号があるスマホを2台持つことです。
スマホの2回線目を検討する場合、「デュアルSIM」か「スマホ2台持ち」のどちらかを考えることになりますが、どちらが優れているのでしょうか。
結論からいうと、「デュアルSIM」と「スマホ2台持ち」の両方に違ったメリットとデメリットがあるので、どちらが良いということはありません。
つまり、スマホを使用する用途やご自身のライフスタイルに応じて適切な方法を選ぶことが大切になるのです。
それでは、最初にスマホ2台持ちのそれぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
スマホ2台持ちにするメリット
スマホ2台持ちにする主なメリットは下記の4つです。
- 片方の端末にトラブルがあっても安心
- ストレージ容量が増える
- 料金を抑えられる
- 2つのスマホで別々の操作ができる
それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.片方の端末にトラブルがあっても安心
スマホの2台持ちであれば、片方のスマホ端末がバッテリー切れを起こしたり通信障害などのトラブルが起きても、もう片方の端末があるのでスマホを使用できないということにはなりません。
緊急時であれば、もう片方のスマホ端末を使って、電話やメール、チャットを利用して外部へ連絡することも可能です。
スマホが使えないことはとても不便ですが、その心配がなくなるのは大きなメリットと言えるでしょう。
2.ストレージ容量が増える
スマホを使用しているとストレージ容量がいつの間にか上限に迫ってしまうことも多いですが、スマホを2台持っておけば容量の上限に達することも少なくなるでしょう。
写真や動画などのデータを保存する端末と、主にスマホアプリを使用する端末に分けることでストレージ容量が2台分に増え、今までよりも多くのデータを保存できます。
3.料金を抑えられる
スマホを2台契約することで料金も倍になるというイメージを持っている方も多いかもしれませんが、実は格安SIMを活用することで現状より料金を抑えることができることも多いのです。
特にau・docomo・Softbankの三大キャリアを使用しているのであれば料金を抑えられる可能性が高いです。
なぜなら、格安SIMの中には月額の料金が1,000円台ということも多く2台契約しても2,000~3,000円台に抑えることも可能です。
契約プランを見直すという観点からも検討してみましょう。
4.2つのスマホで別々の操作ができる
スマホを2台持っていれば、それぞれで別々の作業をすることが可能です。
例えば、片方で通話をしながらもう片方で検索できますし、電話をしながらもう片方で地図も見えます。
スマホ2台持ちにするデメリット
スマホ2台持ちのデメリットは、管理する端末が2台になってしまうことです。
つまり、新しいスマホ端末を用意する必要があります。もしも、費用を抑えたいのなら、使っていないスマホを再利用する(以前使っていたスマホをそのまま保管している可能性があります。)か、新品でも安いスマホ端末を購入することを検討してください。例えば、楽天モバイルなら、実質1円のスマホを販売しています。詳しくは「楽天モバイルのメリット・デメリットを解説!」をご覧ください。
また、必要なときに使いたいスマホ端末を取り出して使うことを面倒だと感じることもあるかもしれません。
「何か通知がきていないかな?」と確認するときに、「どっちがどちらのスマホであったか、迷ったり、間違えたりしてしまう。」とストレスを感じる可能性もあります。
また、バッテリーの充電方式が異なる場合には、充電機器を2つ別々に使わなければなりません。「いちいち、スマホ端末に充電コードを接続するのが大変」と思われるかたは、置くだけで充電できるワイヤレス充電も考えてみてください。
データをしっかりと管理していないとどちらの端末にどのデータが入っているのか、わからなくなってしまうなどのトラブルが生じてしまう場合があります。
2台のスマホを持つと面倒かもと思う方はデュアルSIMも検討してみましょう。
1台で2回線利用できる「デュアルSIM」とは?
1台のスマホ端末にデュアル(dual/2重)、つまりSIMカードやeSIMを2つ設定することです。
これができるのは、デュアルSIM対応のスマホ端末のみです。
デュアルSIMの形式は主に2つで物理的なSIMカードを2枚入れるタイプと1枚は物理的なSIMカードでもう一つはeSIMで設定するタイプです。
詳しくは、eSIMとは?カード型のSIMカードとの違いを解説をご覧ください。
デュアルSIMのメリット
デュアルSIMにするメリットは下記の3つです。
- スマホ端末1つに2つの電話番号を持てる
- 格安プランを組み合わせられる
- 海外旅行でも同じ端末を使用できる
それぞれのメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.スマホ端末1つに2つの電話番号を持てる
デュアルSIMを使用することで、同じ端末で2つの電話番号を使用できるので、プライベート用と仕事用の電話番号を1つの端末で管理できます。
2つの電話番号を使用できるので、LINEなどのアカウントも2つ作成できるので便利です。
2.格安プランを組み合わせられる
格安SIMには、使用ギガ数に応じて料金が変動するプランや通話に特化したプランなどが存在しますが、1つのSIMでは併用できないプランも、デュアルSIMであれば併用することができます。
つまり、ご自身の使用用途によってお得な組み合わせにプランを設定することが可能なのです。
3.海外旅行でも同じ端末を使用できる
海外でデータ通信をする場合、国際ローミングを使用することになりますので、通信料金が高額になってしまうケースが多いですが、デュアルSIMであれば渡航先で旅行者向けに販売されているプリペイドタイプのSIMカードなどをそのまま差し込むだけでそのまま端末を使用し続けることが可能です。
また、海外旅行の際は、何かと時間に追われることもあります。そういった状況で1台のスマホ端末だけを充電すればよいので、スマホ2台を充電するという面倒な手間がなくなります。
もちろん、今まで利用していたSIMもそのまま使用することができますので、状況に応じて使い分けることができます。
デュアルSIMにするデメリット
デュアルSIMにするデメリットは下記の2つです。
- バッテリーの持ちが悪くなる
- 対応機種が限られている
それぞれのデメリットについて詳しくご紹介していきます。
1.バッテリーの持ちが悪くなる
デュアルSIMを使用すると、2つのSIMが同時に電波を受信することになるため、それだけ端末のバッテリー消費が早くなります。
長時間の外出にはモバイルバッテリーが必須になるでしょう。
2.対応機種が限られている
デュアルSIMに対応しているスマホ端末は増えていますが、それでもまだまだ使用できる端末は限られています。
場合によっては希望しているスマホ端末を使用できない場合もあるので注意しましょう。
2回線目を使うなら格安SIMがおすすめ
格安SIMとは、ドコモやau、ソフトバンクといった業界大手と違い、割安な料金プランを提供しています。
格安SIMは、自社でネットワーク、自社のアンテナ設備、通信設備を持たずに電話サービスを提供しています。そのため、格安SIMは従来の通信事業者よりも通信費が割安にすることが可能です。
具体的には、ワイモバイルやahamo、UQモバイル、楽天モバイル、IIJmioなどのサービスが格安SIMにあたります。
ここからは、おすすめの格安SIMを紹介します。
ワイモバイル

名称 | ワイモバイル |
料金プラン(税込) | ・シンプルS 3GB :2,178円 ・シンプルM 15GB:3,278円 ・シンプルL 25GB :4,158円 |
初期費用(事務手数料) | 0円(※) |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ソフトバンク回線 |
キャンペーン | ・オンラインストアでSIMカード/eSIMご契約でPayPayポイントプレゼント PayPayポイント最大11,000円相当プレゼント(条件あり) 期間:~2023年3月31日9:59まで ・データ増量無料キャンペーン2 初めて「データ増量オプション」申し込みで月額料(550円/月)が1年間無料 シンプルS 3GB + 2GB=合計5GB シンプルM 15GB + 5GB=合計20GB シンプルL 25GB + 5GB=合計30GB 期間:~終了日未定 キャンペーンの詳細は公式サイトで確認! |
(※)オンラインストアで手続きをする場合は事務手数料が0円。店舗での契約は3,300円(税込)かかります。
なお、家族で入ると2回線目以降、各料金プランから1,188円が割引されますので、1回線目の料金はそのままですが、2回線目以降は、シンプルSが990円、シンプルMは2,090円、シンプルLは2,970円になります。
現在、キャンペーン中で、増量オプション(通常は月額550円(税込))に加入した場合、1年間無料でシンプルSの3GB→5GB、シンプルMの15GB→20GB、シンプルLの25GB→30GBになります。
そのほか、オプションでかけ放題、留守電も追加できます。昼夜を問わず大手キャリア並みの回線速度も魅力で高速5G通信に対応し、600万人以上の利用者がいます。
全国4,000店舗の実店舗でのサポート体制も充実しており、光回線との割引もあります。
ワイモバイルの無料キャリアメール、テザリング、ソフトバンクWi-Fiなどのサービスが無料で利用できます。
もちろん、デュアルSIMにもおすすめです。
LINEMO

名称 | LINEMO(ラインモ) |
料金プラン(税込) | ・ミニプラン 3GB: 990円 ・スマホプラン 20GB:2,728円 |
初期費用(事務契約手数料) | 0円 |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ソフトバンク回線 |
キャンペーン | ・ミニプラン基本料 最大6カ月 実質無料キャンペーン 990円相当 X 6カ月でPayPayポイントをプレゼント 期間:2022/5/20(金) ~ 終了日未定 ・PayPayポイントあげちゃうキャンペーン PayPayポイントをプレゼント 他社から乗り換え(MNP):10,000円相当 新規契約:3,000円相当 期間:2021/6/5(土) ~ 終了日未定 キャンペーンの詳細は公式サイトで確認! |
LINEMOは、シンプルに選びやすいよう2つの料金プランのみです。最大の特徴である「LINEギガフリー」なら、LINEの通話やビデオ通話でデータ通信容量が消費しないため、無制限に楽しめます。
また、2,728円の料金プランでは、20GBのデータ通信と合わせて、LINEスタンプがすべて無料になります。
さらに、5G携帯電話ネットワーク対応で、通信エリアはソフトバンクに準じます。
eSIMにも対応しているため、自宅にいながら契約が1時間以内完結させることも可能です。
UQモバイル

名称 | UQモバイル |
料金プラン(税込) | ・くりこしプランS 3GB: 1,628円 ・くりこしプランM 15GB: 2,728円 ・くりこしプランL 25GB: 3,828円 |
初期費用(事務手数料) | 3,300円(税込) |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約違約金 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | au回線 |
キャンペーン | ・最大13,000円相当 au Pay残高還元 (他社から乗り換えMNP) 乗り換えMNP、eSIM利用、増量オプションⅡに加入のすべての条件を満たす 期間:~終了日未定 ・最大5,000円相当 au PAY 残高還元 (新規契約) 指定の機種、新規契約のすべての条件を満たす 期間:~終了日未定 キャンペーンの詳細は公式サイトで確認! |
UQモバイルは、auのサブブランドであるため、通信速度が安定しており、安心して利用できます。
また、全国に実店舗があるため、対面サポートもりようできますので、初心者の方にもおすすめです。
また、追加オプションで音声通話し放題も可能です。
データ通信容量の利用を抑えるための「節約モード」(低速になるものの、通信容量は消費しません)も人気の理由です。
まとめ
本記事では、デュアルSIMとスマホ2台持ちのメリット・デメリットを比較してご紹介しました。
ご紹介した通り、デュアルSIMとスマホ2台持ちのどちらが優れているというわけではなく、スマホの使用用途に応じて適切な方法を選ぶことでより便利にスマホを利用できます。
ぜひ本記事を参考にして、デュアルSIMかスマホを2台持ちにするのかを正しく検討してみてください。