Amazon Musicは音楽が聴き放題になる便利な音楽アプリですが、Wi-Fi環境以外ではスマホのデータ通信量が気になるでしょう。
ここでは、Amazon Musicの消費データ容量を解説します。
また、通信容量を節約する方法も紹介。さらに、「節約するのが、いろいろと面倒」という方へ、Amazon Musicをいくら聴いても通信データ容量が消費しないカウントフリーオプション機能のある格安SIM会社も紹介します。
データ通信容量を使い切って、余分な料金が発生するのは避けたいという方は、ぜひ今回の記事を最後までご覧ください。
Amazon Musicのデータ通信容量はどれくらい?
まず、Amazon Musicのデータ通信容量の消費量について解説します。
Amazon Musicのストリーミングのデータ通信の消費量は音質によって異なる
Amazon Musicの音質の設定は、以下の4種類です。
- 自動
- データ通信節約
- 標準
- HD/Ultra HD
そして1時間の音楽再生で消費するデータ通信容量は以下の通りです。
音質 | 1時間の再生で消費するデータ通信容量 |
自動 | 約0.06GB |
データ通信節約 | 約0.05GB |
標準 | 約0.1GB |
HD/Ultra HD | 約1GB |
Amazon Musicのデータ通信容量の消費を節約する方法
Amazon Musicのデータ通信容量の消費を節約する方法としては、あらかじめ楽曲をスマホ端末にダウンロードしておくことがあげられます。
つまり、Wi-Fiを利用しているときであれば、データ通信容量は消費しませんので、そのときに楽曲をスマホ端末にダウンロードしておく方法です。
スマホ端末にダウンロードされた楽曲を聴くなら、外部との通信が不要で、データ通信容量を消費しません。
「でも、大量の楽曲をスマホ端末にダウンロードしたら、スマホ端末のストレージ容量を消費するのでは?」と思ったかもしれません。
はい、その通りで、1曲あたりおよそ5MB(0.005GB)前後、100曲なら500MB(0.5GB)なので、その分、スマホ端末のストレージ容量を使用します。
そうなると、ダウンロードするごとにスマホ端末のストレージ容量の気にする面倒だと思った方は、Amazon Musicをモバイル通信で聴いてもデータ通信容量が消費しない「カウントフリー」の格安SIMを選ぶものよいでしょう。
格安SIMのカウントフリーとは
カウントフリーとは、契約プランのデータ通信量(以下ギガと記載)を消費せずに、対象のサービスを利用することができるオプションサービスのことです。
よく、このようなデータ通信量を消費しないオプションを総称して、「カウントフリーオプション」「カウントフリー」という名前でサービスを提供しています。
同じようなサービスを、OCNモバイルでは、Musicカウントフリー、BIGLOBEモバイルでは、エンタメフリー・オプションという名称で提供しています。
この記事では、このように対象のサービスを利用する際に、ギガを消費しないことを以下「カウントフリー」と表記して紹介していきます。
Amazon Musicをスマホで聴く際におすすめの格安SIM会社
ここからは、Amazon Musicをどれだけ聴いてもデータ通信量が消費しない格安SIMのサービスを紹介します。
OCN モバイル ONE
OCN モバイル ONEには、MUSIC カウントフリーというオプションサービスがあり無料で利用することができます。
そのため、容量の少ないプランであっても、安心してamazon musicを利用することができるのです。
OCN モバイル ONEのmusicカウントフリーでは、Amazon Music Unlimited(アマゾンミュージックアンリミテッド)に対する割引を提供しています。
Musicカウントフリーを使用すると、Amazon Music Unlimitedを3カ月間無料で利用することができます。
OCNモバイルなら、最安の月額料金プランは500MB(0.5GB)で550円(税込)を選ぶことができます。また、最低利用期間が無く、契約解除料も無料なので、安心して契約できるでしょう。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルには、Amazon musicをカウントフリーにしてくれる、エンタメフリー・オプションがあります。
エンタメフリー・オプションでは、Amazon musicをはじめ、最近流行りのYouTubeやVODサービス(動画配信サービス)など全21種類が対象です。
エンタメフリー・オプションは、有料のオプションで、音声SIMの場合は、月額308円(税込)です。
mineo(マイネオ)
Amazon Musicを聴くだけでなく、他の音楽アプリや他のアプリも幅広く利用するのであれば、mineoのマイそく スタンダード(最大速度1.5Mbps)990円(税込)がおすすめです。通信速度が、1.5Mpbsと制限されますが、データ容量を気にせずに使い放題となります。
このプランは、平日(月~金)のお昼12時台はおよそ0.032Mbpsとかなり低速になりますが、それ以外の時間帯はおおむね1.5Mbpsで利用できます。通常この速度であれば、Amazon Musicの再生は問題なくできるでしょう。
なお、通常、音楽のストリーミング再生に必要な通信速度は、0.1Mbpsとされているため、マイそくスタンダードの1.5Mbpsであれば、十分な通信速度でしょう。平日の12時台に通信制限がかかるので、この点だけは覚えておきましょう。
なお、mineoの支払い方法は、クレジットカード、デビットカード、口座振替が選べ、また、回線もドコモ、au、ソフトバンク回線の3つから選べます。
mineoの最低利用期間は無く、解約精算金等も無料です。さらに、MNP転出手数料も無料ですので、安心して契約できるでしょう。
>>mineoの公式サイトはこちらUQモバイル
UQモバイルには、通信速度をおさえた節約モードが利用できます。
節約モードでは、通信速度をわざと、一時的に速度制限にまで落とすことでギガの消費をゼロにするサービスで、音楽ストリーミングやweb検索のギガ消費をゼロにしてくれます。
UQモバイルの情報では、Amazon musicを使用する場合、少し動作が遅くなる可能性があるそう。
なお、UQモバイルは、月額1,628円(税込)3GBから利用できます。
Amazon Musicのデータ消費容量のまとめ
Amazon Musicはたくさん音楽をストリーミング再生できますが、スマホのモバイル通信の際には、通信容量を使用します。通信容量を節約するためには、あらかじめスマホ端末に楽曲をダウンロードする方法がありますが、その分、スマホのストレージ容量を消費します。
格安SIMの中には、OCNモバイルやBIGLOBEモバイルのように、Amazon Musicを使用時には通信容量を消費しないカウントフリーのサービスがあります。
また、mineo、UQモバイルのように、通信速度は遅いものの、その分、通信データ容量は使い放題というものもあります。
ご自身の状況にあわせて、格安SIMを選んでみるとよいでしょう。