Spotify(スポティファイ)は7,000万曲以上の音楽を自由に聴けます。好きなアーティストの音楽を聞いたり、仕事や作業用のBGMに使ったりして使っている方も少なくないでしょう。
そこで、気になるのが、通勤や通学中、外出する際にSpotifyを利用するときのデータの消費容量です。
「自宅ではWi-Fiを使っているので、データ通信容量を気にする必要がないけれど、外出中のデータの消費容量が心配」という人もいることでしょう。
今回は、Spotifyにおける消費するデータ通信容量について解説。また、いくら使ってもデータ通信容量を消費しない「カウントフリー」になる格安SIM会社もご紹介します。
Spotify利用でおすすめの格安SIM
格安SIMの会社によっては「カウントフリー」と呼ばれるサービスを提供していることがあります。
カウントフリーとは、ある対象のアプリやサービスを使用した時のデータ使用量がカウントされなくなるというものです。
よく使用するアプリが使い放題になれば、データ使用量を大幅に節約できます。
Spotifyをよく聴く人におすすめの格安SIMは、次の通りです。
BIGLOBEモバイル

名称 | BIGLOBEモバイル(ビッグローブモバイル) |
料金プラン(税込) | ・プランS 1GB:1,078円 ・プランR 3GB:1,320円 ・プランM 6GB:1,870円 |
余ったデータの翌月くりこし | あり |
初期費用(事務手数料) | 3,300円(税込) |
SIMカード発行手数料 | 433円(税込) |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ドコモ回線、au回線 |
BIGLOBEモバイルのオプションサービスの「エンタメフリー・オプション」は月額308円(音声通話SIM)です。
このエンタメフリー・オプションに加入し、Spotifyアプリを利用することで、Spotifyアプリを使ったときのデータ容量が消費がゼロになります。
ただし、Spotifyの場合、ポッドキャストに係る通信は対象外となりますので、注意してください。
Spotifyだけでなく、YouTubeやAbemaTV、ラジオアプリのradikoなど、全21種類のサービスの通信量がカウントされなくなります。
エンタメフリー・オプション対象となる主なサービス(一部)
- YouTube(ユーチューブ)
- AbemaTV(アベマ ティービー)
- U-NEXT(ユーネクスト)
- Spotify(スポティファイ)
- YouTube Music(ユーチューブ ミュージック)
- AWA(アワ)
- LINE MUSIC(ラインミュージック)
- Amazon Music(アマゾンミュージック)
- Google Play Music(グーグル プレイ ミュージック)
- Apple Music(アップルミュージック)
- RecMusic(レックミュージック)
- dヒッツ
- 楽天ミュージック
- radiko(ラジコ)
動画アプリは使用するデータが大きいので、これらの通信量がカウントフリーになるのはかなりお得と言えます。
なお、動画や音楽のアップロードなど、機能によってはカウントフリーが適用されない場合もあります。
>>BIGLOBEモバイルの公式サイトはこちらUQモバイル
名称 | UQモバイル |
料金プラン(税込) | ・ミニミニプラン 4GB: 2,365円 (割引適用で1,078円) ・トクトクプラン 1~15GB: 3,465円 (割引適用で990円~2,178円) ・コミコミプラン 20GB: 3,278円 |
余ったデータの翌月くりこし | あり |
初期費用(事務手数料) | 3,850円(税込) |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約違約金 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | au回線 |
\最大10,000円相当還元/
縛り期間、解約手数料なし、違約金もなし!
UQモバイルのミニミニプランでは、「節約モード」を追加料金なしで利用できるので、Spotifyはもちろん、X(旧Twitter)やLINEなどを使ってもデータ通信容量の消費はされません。
節約モードでは通信速度は300kbpsになりますが、Spotifyで標準音質を聞くために必要な通信速度は200kbpsとなっているため、問題なく聴けるでしょう。
また、使わなかった余分なデータ通信容量は、翌月のプランに自動くりこしされます。
利用の条件では、2年縛りはなく、解約手数料も不要です。
さらに、auで購入したスマホ端末ではSIMロックを解除する必要がなく、すぐにUQモバイルへ乗り換えられます。
Spotifyの料金プラン

Spotify(スポティファイ)は、7,000万曲以上の楽曲に加え、ポッドキャストや関連動画も提供するデジタル音楽ストリーミングサービス(音楽配信サービス)です。
2006年に設立されたSpotifyは、あっという間に世界中に広がり、スマホで音楽を聴くためのアプリとして人気になりました。
スマホだけでなく、パソコンなどでも利用可能であり、ユーザーはどこでも自由に音楽を聴けます。
Spotifyでは、聴きたいコンテンツを集めたプレイリストを作成したり、アルバムやアーティスト、ジャンルを検索できます。音楽のサジェスト機能により、簡単に新しいお気に入りを見つけたり、新しい音楽を探せます。
また、パーソナライズ機能により、各ユーザーが聴いた音楽を記録し、お気に入りを集めたライブラリーを簡単に作成できます。
Spotifyは、無料版だけでなく、有料プランも提供。Spotifyのプレミアムアカウントでは、高音質のオーディオへのアクセス、無制限のスキップ、広告なしなどの機能があります。
そのほか、家族で一緒に利用できるプレミアムファミリーもあり、アカウントを6つまで作れます。もしも、6つのアカウントを作った場合は1つあたり263円となり、大変お得です。
980円(税込)のプレミアプランと比較した表は以下の通りです。

Spotifyのデータ容量の消費量
次にSpotifyのデータ通信量を確認しておきましょう。
下記はそれぞれの音質で再生した時に消費するおおよそのデータ通信容量です。
音質 | 10分 (MB) | 30分 (MB) | 1時間 (MB) | 2時間 (MB) |
---|---|---|---|---|
低音質 | 1.7 | 4.4 | 8.8 | 17.6 |
標準音質 | 6.6 | 19.8 | 39.6 | 79.2 |
高音質 | 8.2 | 24.8 | 49.5 | 99.0 |
最高音質 | 19.2 | 57.8 | 115.5 | 231.0 |
高音質で1日1時間を30日間使った場合、1470MB(49.5×30)、つまり1.47GBを消費します。
ということになります。
この場合、よくある携帯電話のデータ容量プランの3Gだと、1日で全部のデータ通信容量を消費してしまいます。
「Spotifyって結構データ容量を消費するんだ。。。」と思われたのではないでしょうか。
毎回、「残りのデータ通信容量はいくらかな?」と気にするのは、それなりにストレスを感じることでしょう。
データ容量を気にせずにSpotifyが使いたい場合は、おすすめの格安SIM会社の利用を検討してください。
音質の違い

音質の感じ方はおもに次の2つによって異なり、聴く人によっても感じ方が変わります。
- 音質の違い
- イヤホン、ヘッドホンの違い
例えば、標準音質と低音質にあまり違いを感じないケースもあります。
また、イヤホンの性能によっても、音の感じ方は異なります。
高級ヘッドホンと数百円のイヤホンでは、明らかに違いが出るでしょう。
実際に聞き比べて、自分が満足できる音質を探してみましょう。
もう一度「Spotify利用でおすすめの格安SIM」を見る
Spotifyのデータ容量の節約法
Spotifyは、音楽をダウンロードし、オフラインで再生できますが、これには一定の制約があります。
無料のフリープランでは、アルバムやプレイリストではなく、ポッドキャストしか保存できません。
一方でプレミアムプラン(月額980円)では、アルバムやプレイリストも、ポッドキャストもダウンロードできます。
つまり、Wi-Fi環境下にいるときに、事前に好きな楽曲をダウンロードしておけば、屋外へ移動中の際にこれらの音楽を聴いても、データ通信容量は消費しません。
「次から次へと最新の音楽を聴きたいから、いちいちダウンロードするのは面倒くさい」という方は、おすすめの格安SIM会社の利用を検討してください。
もう一度「Spotify利用でおすすめの格安SIM」を見る
まとめ
Spotifyのデータ通信容量の消費をカウントしない、おすすめの格安SIMは「BIGLOBEモバイル」、ミニミニプランで節約モードが使える「UQモバイル」です。
BIGLOBEモバイルのエンタメフリー・オプションは月額308円でSpotifyなどの音楽配信サービスだけでなく、動画サービスや電子書籍など様々なサービスがカウントフリーになります。
UQモバイルは、節約モードを使うことで、通信速度は300kbpsに抑えられますが、データ通信容量はいっさい消費されません。Spotifyで標準音質を聴くために必要な通信速度は200kbpsですので問題ないでしょう。
なお、音楽用のスマホ端末の選び方については、下記の記事で解説していますので、あわせてご覧ください。
高音質のスマホ端末
音楽好きな人は「音楽専用スマホ端末の選び方を紹介!」の記事もあわせてご覧ください。