スマホバッテリーの寿命の見極め方とは?いつ買い替えるべきなのか徹底解説

スマホバッテリーの寿命

「スマホのバッテリー」が減るのが早いと思ったら、バッテリーの寿命を迎えている可能性があります。

「1日中スマートフォンを充電していたにも関わらず、電池がすぐに切れてしまう」と思っている方も多いことでしょう。

スマホのバッテリーは、使えば使うほど、少しずつ劣化していきます。

ここでは、スマホのバッテリー寿命を迎えているか確認する方法やiPhoneにおけるバッテリーの状態の確認方法、対処法を紹介していきます。

目次

スマホバッテリーの平均寿命

スマホバッテリーの寿命は一般的に2~3年ですが、使用状況や充電環境、機種によって変わります。

バッテリー寿命とは、充電と放電を繰り返し、性能が約20%低下するまでの期間を指します。

寿命は充電サイクル(充電と放電が1サイクル)に影響され、300~500サイクルで性能が約80%まで低下するとされています。

最近のスマホはバッテリー管理技術が進んでおり、寿命が長くなっています。

しかしながら、具体的な寿命は機種や使用状況によるため、メーカー情報を参考にすることが重要です。

スマホに使われるリチウムイオンバッテリーの特徴

スマホ等の電子機器に使われるバッテリーの中で、最も主流となっているのがリチウムイオンバッテリーです。

これは、充電時にリチウムイオンが移動することで電気を蓄え、放電時には逆にリチウムイオンが電極に戻ることで電力を供給します。

軽量で大容量、長寿命という優れた特性から、現代の電子機器にとって欠かせない存在となっています。

しかし、一方で過充電や過放電、高温などに弱く、これらがバッテリーの寿命を縮める要因ともなります。その点を次の章で詳しく解説します。

スマホバッテリーの寿命を短くする要因

さて、具体的にどのようなことがスマホバッテリーの寿命を短くするのでしょうか。

悪い充電の方法

悪い充電の方法として、過充電、そして過放電があります。

過充電

まず一つ目は、過充電です。

一般的に、リチウムイオンバッテリーは充電することで電池内部の化学反応が進み、リチウムイオンが電極間を移動します。

しかし、充電量が多すぎると電極に過剰なリチウムイオンが寄せ集まり、これが電池の劣化を早める原因になります。

過放電

同様に、過放電もまたバッテリー劣化の原因です。

スマホのバッテリー残量が0に近い状態での利用は避けましょう。

これは電池内部でリチウムイオンが不足し、電極が破損する可能性があるためです。

したがって、適切な充電管理が求められます。

使用環境の影響

温度と使用時間について解説します。

温度

スマホバッテリーにとって環境は非常に重要な要素です。

中でも温度は大きな影響を与えます。

特に、リチウムイオンバッテリーは高温に弱く、高温状態が続くと内部の化学反応が活発になりすぎ、バッテリーの劣化を早めます。

ここでいう高温とは45℃以上です。そのため、夏の暑い時期、スマホを車内や直射日光の当たる場所に放置しないようにしましょう。

冬場の寒さもまた、バッテリーにとっては厳しい環境。

電池内部の化学反応が鈍り、結果的にスマホのバッテリー残量が早くなくなる原因になります。

充電と同時にスマホの利用は避けるべき

充電をしながら、スマホを利用するのは避けたほうが、バッテリーの寿命を延ばすことになります。

なぜなら、充電と放電の二つの動作を同時にこなすことになり、リチウムイオン電池の内部に大きな圧力がかかるからです。 

スマホの利用は充電が終わって、充電ケーブルを抜いた後にしましょう。

スマホバッテリーの寿命を長くする方法

正しい充電法

正しい充電の方法としては、バッテリー残量が30%~40%になったら充電を始め、80%~90%で充電を終えると良いでしょう。

バッテリーの利用環境への配慮

また、バッテリーにとって良い環境を整えることも重要です。

スマホを直射日光や高温の場所に放置しない、冷房や暖房の効いた場所で使用する、などが必要となります。

これだけでバッテリーの劣化を大きく抑えることができます。

スマホバッテリーの寿命の見極め方

どんな状態のときにバッテリーの寿命がきているのか、その見極め方を解説します。

1 バッテリー残量がすぐ減る

スマホを使っていると、バッテリー残量がどんどん減っていく感覚を覚える場合、バッテリーの寿命が近くなっている兆候かもしれません。

スマートフォンを一晩充電したにも関わらず、朝起きたときにはすでにバッテリー残量が50%以下になっている場合、それはバッテリーが劣化している可能性があります。

2 充電してもすぐに切れる

スマートフォンを完全に充電した直後に、バッテリー残量が急速に減少する場合、それはバッテリーが正常に機能していない可能性があります。

100%のフル充電の状態から、「すぐに充電がなくなる」と思うのであれば、「バッテリーの交換」か「スマホの買い替え」を本格的に対策を検討しましょう。

3 スマホの画面が消えたり、再起動する

「iPhoneが突然シャットダウンする」という経験はありませんか?

スマホが急に消えたり、勝手に再起動したりする場合も要注意です。これも、バッテリーの問題が原因かもしれません。

また、アプリを使用中に、アプリが落ちるときもバッテリーが劣化している可能性があります。

4 スマホ本体が熱い

スマホを使っていると、手に触れる部分が温かくなる場合があります。「温かいというよりは熱い」と感じる場合は、バッテリーが劣化している可能性があります。

最悪の場合、発火するので、大変危険です。

5 バッテリーが膨らむ

スマホの裏側を見て、バッテリーが膨らんでいるかどうかチェックしてください。膨らんでいたら、バッテリーが限界が近づいていることがあります。

また、スマートフォンのケースが歪む可能性があります。早急に対策が必要です。

iPhoneのバッテリーの状態を確認する方法

iPhoneの場合は、「設定」から「バッテリー」を選んで、「バッテリーの状態と充電」をチェックしてみよう。ここで、「最大容量」が80%を下回る場合は、かなり劣化しているといえます。

1 バッテリーをタップ
2 バッテリーの状態と充電をタップ
3 最大容量を確認できる。80%以下は要注意!

スマホのバッテリーが寿命を迎えた場合の対処法

バッテリーの寿命ができていると思ったときにできる対処法を解説

モバイルバッテリーの使用

モバイルバッテリーとは、持ち運びができる充電器のことです。スマホのバッテリーが寿命を迎えてしまった場合、モバイルバッテリーはとても便利なアイテムです。

モバイルバッテリーの選び方としては、容量や充電速度、サイズ、重さなどが重要なポイントです。

以下に、モバイルバッテリーの選択基準を表にまとめました:

選択基準説明
容量5,000mAhの容量ならスマートフォンを1回、10,000mAhの容量なら2回ほど充電できます。
充電速度充電速度は、どれだけ速く充電できるかを示します。
5w:iPhoneのフル充電まで3~4時間
10W:iPhoneのフル充電まで2~3時間
18W:iPhoneのフル充電まで1.5時間
サイズと重さモバイルバッテリーは携帯するため、サイズと重さは重要な選択基準です。
一般的には150g~200gです。(なお、参照としてiPhone14の重さは172gです。)
Apple認証(MFi認証)iPhoneユーザーは、Apple認証(MFi認証)のあるモバイルバッテリーを選ぶことがおすすめです。

具体的には、モバイルバッテリーの容量は、スマートフォンの機種によっても異なりますが、5,000mAh程度なら1回、10,000mAh程度なら2回ほど充電できるでしょう。

また、iPhoneユーザーは、Apple認証(MFi認証)のあるモバイルバッテリーを選ぶことがおすすめです。

モバイルバッテリー自体も定期的に充電が必要です。ACアダプターやPCのUSBポートなどで充電できます。充電が完了したら、いつでも持ち運んでスマホに充電できます。

交換

多くのスマホはバッテリー交換が可能です。特にiPhoneは、おもに以下でバッテリーの交換ができます。

  • 公式のAppleストア
  • Apple認定サービスプロバイダー

ただし、価格や交換にかかる時間は、モデルによって異なります。おおよそ5,000円~15,000円ぐらいを検討しましょう。

大学生サクラ

よく街中にあるスマホ修理屋さんだと安いけど、それはだめ?

モバイル博士

そういった非正規の店舗でのバッテリーは正常に認識されない可能性が高いです。バッテリーの性能もイマイチだから、おすすめできないですよ。

買い替え

スマホのバッテリー寿命が来たと感じたら、買い替えも一つの選択肢です。最新のスマホは、バッテリー性能が大幅に向上しています。

買い替えれば、バッテリーの心配が少なくなります。新しいスマホには、より高速なプロセッサーや、大容量のストレージが搭載されています。これにより、アプリの起動や操作がスムーズになり、ストレスフリーな使用感が得られます。最新のiPhoneも、性能が大幅にアップしています。

新品スマホを安く購入する方法

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まとめ

スマホバッテリーの寿命を迎えている場合、様々な症状から見極められます。フル充電しても、すぐにバッテリーがなくなる、減るのが早いと感じた場合はバッテリーが劣化している可能性があります。

iPhoneでは、設定画面から、バッテリーの状態を確認できます。80%以下になっていれば、要注意です。

スマホのバッテリーの寿命であれば、モバイルバッテリーの利用や、バッテリーの交換などの対策が考えられます。

もしも、新しいスマホを購入するのであれば、お得に最新iPhoneが購入できる 楽天モバイルがおすすめです。

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