最低利用期間・しばりが無い格安SIMはどれ?解約金や新規契約手数料もあわせて比較します

「格安SIMに契約したときに、解約金が高額だったらどうしよう…」

と、格安SIMへの乗り換えを考えている方の多くが抱える不安ではないでしょうか。

実は、格安SIMの多くは以前の大手キャリアであった「2年縛り」のようなものはありません。

ただし、契約初月の解約で1,000円程度の手数料が発生するケースや、解約月の料金が日割りにならないなど、知っておくべきポイントもあります。

この記事では、本当に縛りのない格安SIMの紹介から、意外と見落としがちな注意点まで、ポイントを解説します。

大手キャリアからの乗り換えを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

お急ぎの方は「縛りが無いおすすめ格安SIM」をご覧ください。

目次

解約金なし、縛りなしの格安SIMはある?

結論から言えば、縛りなしの格安SIMはあります。

ただし、いくつかの注意点があります。

  • 解約月の料金は日割り計算されず、1か月分の請求となる

  • 契約の最初に支払ったSIMカード発行手数料(400円程度)は返金されない

  • LINEMOでは、契約の1か月目に解約すると、990円の契約解除料が発生

  • 楽天モバイルでは、1年以内の解約で、利用実態のなかった場合、1,078円の契約解除料が発生

  • 一部の携帯電話会社では、解約の際に、SIMカードを返却が必要
    (IIJmio、mineoのDプラン、QTモバイルのDタイプ、LinksMate、など)

格安SIMを試してみたい方は、これらの最小限の条件を理解した上で、まずは契約してみることをおすすめします。

データ通信専用プランのSIMの場合も縛りなし?

データ通信専用プランとは、通話機能のない、インターネット接続に特化した格安SIMです。

主に屋外でタブレットを使いたい人や、スマホのデータ通信専用のサブ回線などに利用されています。

このプランは、ほとんどの場合で契約期間の縛りはありません。

2年縛りなどももなく、解約金や契約解除料も発生しません。必要な期間だけ使って、不要になればすぐに解約できます。

格安SIMの縛り、最低利用期間に関する比較

最低利用期間のない格安SIMを利用する女性

格安SIMを契約する前には、最低利用期間を合わせて、解約金、新規契約手数料、MNP転出手数料も確認しましょう。

  • 新規契約手数料:新規契約の際に発生する初期費用。最初に一度だけ支払います。
  • 解約金:契約を解除する際に支払う必要がある金額です。
  • 最低利用期間:契約を維持しなければならない最短の期間です。
  • MNP転出手数料:他の携帯電話会社へ番号を移行する際に発生する手数料です。解約の際に、必要な項目です。
  • 解約時のSIMカードの返却:必要がある場合、スマホ端末からSIMカードを取り出して返却します。eSIMの場合は、返却不要です。

格安SIMの最低利用期間の一覧表

2024年12月時点です。

スクロールできます
 会社名 新規契約手数料 解約金 最低利用期間 NMP転出手数料解約時のSIMカードの返却
LINEMO0円0円(※)1無し0円不要
ahamo0円0円無し0円不要
楽天モバイル0円0円(※2)無し0円不要
povo (※3)0円0円無し0円不要
ワイモバイル3,850円 (※4)0円無し0円必要 (店頭に返却)
UQモバイル3,850円0円無し0円不要
irumo3,850円0円無し0円必要 (店頭に返却)
BIGLOBEモバイル3,300円0円無し0円・au回線は不要 ・ドコモ回線は返却が必要
mineo  3,300円0円無し0円・au・ソフトバンク回線は不要 ・ドコモ回線は返却が必要
IIJmio3,300円0円当月末日まで0円・au・ソフトバンク回線は不要 ・ドコモ回線は返却が必要
TONE モバイル3,300円1,000円24ヶ月3,300円必要 (郵送にて返却)

(※1)LINEMOの場合、加入の当月に回線を解約した場合、原則、契約解除料として990円(税込)が発生。
(※2)楽天モバイルの契約者が、申し込み後1年以内に回線契約を解約し、かつ携帯電話サービスの利用実態がない場合、解約事務手数料の1,078円(税込)が発生。
(※3) povoは180日以上、有料トッピングを支払わない場合、利用停止となります。
(※4) ワイモバイルの新規契約手数料は店頭では3,850円かかりますが、 オンライン申し込みの場合は0円です。

最低利用期間は無いことが多い

最低利用期間とは、契約期間の最低限利用する必要がある期間を指します。

以前は、「2年縛り」といって、2年以内の最低利用期間があり、解約する際は、10,000円を超える費用が発生することがありましたが、2024年現在、多くの格安SIMでは設定されていません。

SIMカード発行手数料とは

SIMカードはスマホ端末に差し込むためのもので、格安SIMとの契約者の通信データが入っています。

つまり、この契約者の通話データがないと、通信を開始できません。

そのため、SIMを発行するのですが、このSIMを発行する際にかかる費用がSIMカード発行手数料です。

一般的には400円ほどです。ただし、物理的なカードが不要なeSIMなら無料です。

eSIMを利用するには、eSIM対応のスマホ端末が必須です。

スマホ端末手数料
SIMカード対応SIMカード発行手数料:約400円
eSIM対応無料

なお、LINEMO、ahamo、楽天モバイルは、SIMカードを発行でも、eSIMでも手数料は無料です。

詳しくは、eSIMとは?カード型のSIMカードとの違いを解説をご覧ください。

事前に知っておきたい格安SIMの解約する方法

格安SIMの解約はオンラインで完結しますが、スムーズに進めるために以下の準備が必要です。

必ず必要なもの
・契約時に発行された「ユーザーID」と「パスワード
・お手元のSIMカード(eSIMの場合は不要)

事前の確認ポイント
・登録メールアドレスが解約後も使えるものか確認
(キャリアメールを登録している場合は一般のメールアドレスに変更をしましょう)

なお、ユーザーIDやパスワードを紛失した場合でも、サポートセンターに連絡すれば解約できます。電話やチャットで本人確認後、手続き可能です。

手元のスマホやパソコンから行い、ほとんどの解約手続きは10分程度で完了します。解約の際に書面の郵送での手続きは不要であるケースが多いです。

SIMカードの返却は必要?

格安SIMを解約する際、SIMカードの返却が必要かどうかは会社によって異なります。一般的には、ドコモ回線を利用した格安SIMの場合は返却が必要なケースが多いです。

返却方法は、封筒にSIMカードを入れ、郵便切手を貼って、指定の返送先に郵送します。その際の切手代は利用者負担となります。

なお、eSIMの場合は物理的なSIMカードがないため、返却の必要はありません。解約手続き後、端末の設定からeSIMの情報を削除できます。

電話番号をそのまま引き継ぎ他社に乗り換える方法

電話番号をそのまま引き継ぎ他社へ乗り換えたい場合は、MNPの制度の利用が必須です。

2024年12月現在、MNPの制度は、「従来の方式」と「ワンストップ方式」があります。

現在は、多くの携帯電話会社、格安SIM会社がワンストップ制度に参加しており、従来の方式より、手間なくのりかえが可能です。

従来の方式とワンストップ方式との比較

比較項目従来の方式ワンストップ方式
手続きの手間複数手続きが必要一度の手続きで完了
手続きの場所のりかえ元とのりかえ先の両方で行うのりかえ先のみでの手続き
手続きにかかる時間長い短い
MNP予約番号の取得のりかえ元で取得後、のりかえ先に提出不要
手続きの煩雑さ高いかんたん
対応携帯電話会社すべて対象外の会社がある

なお、さきほど紹介した、格安SIMでもワンストップ方式に対応しています。

縛りなし格安SIMの賢い使い方

従来の携帯電話の契約には最低利用期間の縛りがありました。

例えば、2年間の契約縛りがあり、その前に解約すると数万円の違約金を支払う必要がありました。

しかし、今は多くの格安SIMで2年契約などの最低利用期間や、違約金など無く、解約が可能になっています。

つまり「気軽に格安SIMを試して、満足できなかったら解約する。しかも違約金ゼロ円で。」ということができます。

では、賢い使い方は以下の通りです。

お試し期間として使う

格安SIMが初めての方は「使ってみないと、わからない」と感じるでしょう。

そんな時、最低利用期間・縛りがない格安SIMはまさに利用するチャンスとなり得ます。

縛りがなければ、気軽に試せて、もし使ってみて、自分には合わないと思ったら、無駄なお金を払うことなく解約できます。

つまり、違約金や解約金の心配をせずに、リスクゼロで格安SIMを試すチャンスがあるわけです。

ライフスタイルに合わせて利用する

例えば、年末年始の帰省や夏休みの旅行時、あるいは海外へ留学など、データの使用量が増える期間には通信量が多めのプランに切り替えることができます。

また、短期の留学や出張で日本を離れる際も、最低限のプラン(LINEMOの場合、月額990円)にしてコストを抑えつつ、必要な時にすぐに通常の利用が再開できます。

そうすれば、今まで使っている電話番号をそのまま低コストで維持できます。

最低利用期間が無いおすすめ格安SIM

ここからは、最低利用期間の縛りもなく解約金も発生しないおすすめの格安SIM会社を紹介します。

とにかく安い料金プランを求めている方は3GBまで 990円で利用できる「LINEMO」がおすすめです。

ドコモ回線を利用したい方は30GB 2,970円「ahamo」を検討してください。

3GB 1078円、3GB以上は2,127円の「楽天モバイル」はアプリ利用で国内通話が無料になるので、電話番号を使って通話をよくする方におすすめです。

LINEMO

LINEMO(ラインモ)のロゴ

LINEMOは、ソフトバンクが運営する格安の携帯電話サービスです。

基本料金では、ベストプラン (3GBまで990円、10GBまで2,090円)」「ベストプランV (30GBまで2,970円)の2つのプランから選びます。

LINEMOの魅力は、LINE通話やビデオ通話時のデータ消費が0になる「LINEギガフリー」機能です。

また、他の格安SIMでは制限されがちなLINEアプリでのID検索も可能で、LINEヘビーユーザーには特におすすめです。

通信速度は平日のお昼休憩時間帯(12時台)と帰宅ラッシュ時(17時~19時)にやや遅くなる傾向がありますが、それ以外の時間帯は快適に利用できるでしょう。

契約面では、契約事務手数料が0円で最低利用期間の縛りもないため、気軽に試すことができます。

ただし、2024年6月1日以降に加入した場合、加入当月の解約時のみ契約解除料として990円が必要となります。MNP転出も手数料無料で、SIMカードは返却不要(ご自身で破棄可能)という手軽さも魅力です。

eSIMにも対応しているため、対応機種をお持ちの方なら、自宅で即日開通できる手軽さも特徴です。

実店舗はありませんが、電話やチャットでのサポート体制が整っているため、困ったときでも安心です。乗り換えを検討している方は、期間限定キャンペーンを実施していることも多いので、公式サイトでチェックすることをおすすめします。

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事務手数料0円!2年縛りも解約手数料もなし!

名称LINEMO(ラインモ)
料金プラン(税込)・ベストプラン
~3GB:990円
~10GB:2,090円

・ベストプランV
~30GB:2,970円 (※1)
余ったデータの翌月くりこしなし
契約事務契約手数料0円
SIMカード発行手数料0円
解約手数料0円
最低利用期間無し
MNP転出手数料0円
利用通信回線ソフトバンク回線

(※1) 2024年11月から20GB→30GBに増量しました。

・詳細はLINEMOの公式サイト(https://www.linemo.jp/)でご確認ください。

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LINEMOの利用者の口コミ

30代 女性
主婦 京都府八幡市

LINEMOを利用中

現在、ほとんどの連絡の手段がLINEであるため、LINEの通信料が無料(ギガ数がかからない)なのはとてもありがたいです。

また、乗り換えの契約はネット上で行えるため、自宅で手軽にいつでもできる点が便利だと思いました。大手携帯会社から乗り換えたら5千円は安くなったと思います。

LINEMOを選んだ30代女性の口コミ評判の詳細

ahamo

ahamo(アハモ)のロゴ

ahamoは、NTTドコモが運営する格安料金プランです。

2,970円(税込)容量は30GBで、国内通話5分無料です。

最大の特長は、ドコモの回線をそのまま利用できること。

都市部はもちろん、地方でも安定した通信が期待でき、「料金は安くしたいけど、通信品質は妥協したくない」という方に最適です。

5G対応のスマホ端末をお持ちの方なら、追加料金なしで5Gエリアでの高速通信も利用可能です。

契約面でも安心です。契約事務手数料は0円、最低利用期間の縛りもなく、MNP転出も無料。

解約時のSIMカード返却も不要で、利用者自身で破棄して問題ありません。

特に現在ドコモをご利用中の方は、通信品質はそのままに、月々の通信費を大幅に節約できる選択肢として、検討する価値があるでしょう。

名称ahamo(アハモ)
料金プラン(税込)・ahamo 30GB:2,970円
・ahamo 大盛り 110GB:4,950円
余ったデータの翌月くりこしなし
初期費用(事務手数料)0円
SIMカード発行手数料0円
解約手数料0円
最低利用期間無し
MNP転出手数料0円
利用通信回線ドコモ回線
(※)2024年10月から料金の変更なしで容量が20GB→30GB、100GB→110GBへ変更しています。

\安心のドコモ回線 30GBで2,970円/

契約期間に縛りなし!解約手数料もなし!

ahamoの利用者の口コミ

20代 男性
会社員 東京都北区

ahamoを利用中

ahamoを選んだ理由としては、家族で現在の携帯電話会社を長く使用しており、家族プランで契約していたため。

現在のプランにした理由としては、店舗に行かず、ネット完結のプランで契約できることがわかり、料金的にも安く抑えられることがわかったため。

ahamoを選んだ20代男性会社員の口コミ評判の詳細

楽天モバイル

楽天モバイルのロゴ

楽天モバイルは、データ使用量に応じて3つの料金プランを提供しています。

  • 3GBまで:1,078円(税込)
  • 20GBまで:2,178円(税込)
  • 20GB以上:3,278円(税込)

「Rakuten Link」アプリを利用すれば、24時間いつでも国内通話が無料になるのが大きな特徴です。

基本的に最低利用期間の縛りや解約金はありません。

ただし、1年以内の解約でかつサービスの利用実態がない場合に限り、1,078円(税込)の解約事務手数料が発生します。

通信速度については、自社回線のアンテナ設置を積極的に進めており、以前より改善傾向にあります。

解約時はSIMカードの返却は不要で、利用者自身で破棄して問題ありません。

名称楽天モバイル
料金プラン(税込)・0~3GB :1,078円
・3GB~20GB:2,178円
・20GB以上 :3,278円
余ったデータの翌月くりこしなし
初期費用(事務手数料)0円
SIMカード発行手数料0円
解約手数料0円
最低利用期間無し
MNP転出手数料0円
利用通信回線楽天回線

\アプリ利用で国内通話が24時間無料/

最低利用期間なし!解約手数料もなし!

楽天モバイルの利用者の口コミ

30代 女性
主婦 長崎県長崎市

楽天モバイルを利用中

携帯料金を安くしたくて検討した結果、解約金がかからないとあったので良くなかったら辞めればいいので気軽に乗り換える気持ちになった。

当初キャンペーンもしてたのでお得だったので家族全員で乗り換えることにした。乗り換えてポイントを貰えてとても良かった。

ネットショッピングでも携帯を変えたおかげでポイントもより多くつくようになったしお得になったので統一するのが便利でいいと思った。

通話アプリからかければ電話代がかからないのもとても良いと思った。

楽天モバイルを選んだ30代女性主婦の口コミ評判の詳細

20GBってどのくらい?

「20GBがどのくらいか、ピンとこない」「動画や音楽がどのくらい?」と思った人もいるでしょう。20GBは、人によっては、少なかったり、多かったりします。

詳しくは下記の記事をご覧ください。

20GBってどのくらい?各アプリの消費データを解説

もう一度、「最低利用期間が無いおすすめ格安SIM」を見る

格安SIMを短期で解約するとブラックリストに入る?

ブラックリストとは、格安SIM会社は一般的には公表していませんが、「契約を拒否すべき契約者を記録しているリスト」のことです。

目的は、新規契約キャンペーンの特典だけを受け取り、実際の携帯電話サービスを利用しないユーザー、携帯電話のスマホ端末だけを安く購入して、転売する”転売ヤー”を排除する狙いがあります。

そのため、あまりにも短期間でのりかえを繰り返すと、ブラックリストに記録されて、今後、新たな契約ができなくなる可能性があります。

例えば、現在の携帯電話のA社からB社にのりかえて、1週間後にC社へのりかえ、さらに1週間後にD社へのりかえると、ブラックリストに入り、次の乗り換えができなくなる可能性があります。

  • 格安SIMの各社は、ブラックリストの存在を公表していないが、「会社に不利益を被る人を排除するため」何かしらのルールが定めている可能性がある
  • 短期でのりかえを繰り返しているとブラックリストに記録される可能性がある
  • 「短期」とされる期間は6ヵ月が一つの目安になる
  • 最終的に契約できないと「総合的審査により新規契約できません」と契約を拒否される
  • 一度や二度の短期解約でブラックリストに入る可能性は低いものの、複数回繰り返すと注意が必要

ブラックリストは、あくまでも不正をしようとしているユーザーを排除するためにあるものです。

通常の利用で、携帯電話サービスを使ってみて不満があり、のりかえをするのであれば、特に問題はないでしょう。

ブラックリストの法律的な扱いは?

法的には、ブラックリストを運用してはいけないとしています。

電気通信事業法(昭和59年法律第86号)第121条第1項の規定により、「正当な理由」がない限り、役務提供を拒否することができない

(提供義務)
第百二十一条 認定電気通信事業者は、正当な理由がなければ、認定電気通信事業に係る電気通信役務の提供を拒んではならない。

総務省からは、法律に基づいて、以下の見解を示しています。

利用者が「短期解約を行ったことがある」という事実のみでは役務提供を拒否できる「正当な理由」には該当しない

としています。

つまり、単に「短期解約を行ったことがある」という理由だけでは、新しい契約を拒否することは「正当な理由」とはみなされず、法的に許されない行為であります。

この指摘に対し、各社は以下の見解を示しています。

NTTドコモサービス利用意思を伴う手続きにおいて、短期解約のみを理由とした役務提供拒否は行っていない。また、販売代理店のスタッフに対し、短期解約をするとブラックリストに入るといった適切な案内を行わないように、周知指導を徹底している。
KDDI販売代理店に対して、継続利用を求めるような案内を指示しておらず、そのような案内は認めていない。また、第39回会合を踏まえ、改めて販売代理店に対して注意喚起を行った。
ソフトバンク不適切な案内が行われないように、販売代理店に対して注意喚起を行っている。また、当社では、短期解約のブラックリストの運用は全く行っていない。
楽天モバイル短期解約があったことのみを理由にお断りはしていない。
(※)上記内容は令和5年4月25日 総務省資料「検討の方向性(案)について(短期解約ブラックリスト)」より引用

つまり、ブラックリストの運用や違法につながり、携帯電話各社もそのようなことをしていないと、公式に見解を発表しています。

格安SIMについてよくある疑問

ここからは格安SIMについてよくある疑問を紹介します。

格安SIMの契約時に必要な書類は何ですか?

本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)と支払い用の契約者名義のクレジットカードが必要です。

詳しくは、「格安SIMの契約の必要書類は?」もご覧ください。

格安SIMでの通信速度の安定性はどうですか?

格安SIMには、キャリアと比べて通信速度が遅くなりやすい、安定しにくいというデメリットがあります。

しかしながら、LINEMOやahamoは、それぞれ、ソフトバンク回線、ドコモ回線を利用しているため、それほど大きな差はないでしょう。

格安SIMのキャリアメールの利用可否について教えてください。

基本的に格安SIMにはメールサービスを提供していません。

そのため、無料のフリーメール(Gmail、ヤフーメール)を利用するか、各社のメールアドレス持ち運びサービス(月額300円前後)を利用することになります。

なお、一部、無料でメールサービスを提供している会社もあります。詳しくは「キャリアメールが無料で使える格安SIM(スマホ)はどこ?」をチェックしてください。

まとめ

格安SIMでは、最低利用期間の定めがなくいつ解約しても、解約金がかからない会社も多くなってきました。

最低利用期間がなく、解約金のかからない格安SIMなら気軽に乗り換えが可能です。

格安SIMに乗り換えの際は、プランだけではなく最低利用期間や解約金の有無なども把握して損をしないようにしましょう。

なお、格安SIMに契約する際の必要な書類は、格安SIMの契約時に必要な書類は何?で詳しく解説しています。

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