携帯電話の料金が安い格安SIMを契約するときに気になるのが、毎月の料金の支払い方法です。
一般的に、格安SIMの支払い方法はクレジットカードのみですが、一部でデビットカードの支払いができる場合があります。
その中でも、人気のデビットカードが「Visaデビット」です。
この記事では、クレジットカードを持っていない方や、Visaデビットを利用している方にも安心して格安SIMを選べるように記事をまとめました。
また、格安SIMの料金やサービス内容や特典も紹介するので、ぜひご覧ください。
なお、Visaデビットが使える格安SIMのおすすめ4選は「 Visaデビットで毎月の料金を支払える格安SIM 」からご覧ください。
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多くの格安SIMでクレジットカードが必要である理由
格安SIMではネット完結する契約をメインとしています。そして、毎月の料金支払いをクレジットカードに限定している会社が多いです。
なぜなら、クレジットカードを利用することで、格安SIMの会社側は毎月自動的に料金を回収できるため、料金滞納のリスクが低くなります。
また、クレジットカードを発行する際には、本人確認が必要となるため、格安SIM会社は契約者の身分証明を簡単に行えます。
そのため、デビットカードに対応している格安SIMは、一部のみとなっているわけです。
2種類のデビットカード「J-Debit」と「国際ブランドデビットカード」の違い

実はデビットカードには、2種類あります。「J-Debit(ジェイデビットカード)」と「国際ブランドデビットカード」です。
- J-Debitカードは主に国内での利用に限定されており、格安SIMの支払いには使えません。
- 国際ブランドデビットカードなら、対応している格安SIM会社を選べば使えます。
Visaデビットは、国際ブランドデビットカードですね。
デビットカードに対応している格安SIMと契約する時の注意点
デビットカードに対応している格安SIMでも、一部のデビットカードに限定している場合があります。
例えば、楽天モバイルです。楽天モバイルでは、デビットカードでの支払いができる、としていますが、実際には「楽天銀行デビットカード」のみです。
デビットカードの中でも比較的、契約できる格安SIMが多いのが、Visaデビットです。
Visaデビットとは?
Visaデビットとは、国際的な決済ブランド「Visa」が提供するより安全、便利、かつ効率的に商品やサービスの代金を支払えるデビットカードです。
Visaデビットでは、事前に設定した銀行口座から即時に、支払いが行われます。
従来のクレジットカードでは、その都度ではなく、まとめて、翌月に後払いするため、支払いの料金が思っていたよりも高額になっていたということがありますが、その点、Visaデビットでは、その都度、支払えるため、銀行口座に入っているお金以上に支払うことは無いため、その分、使いすぎ防止にもなります。
一方で常に注意しなければならないことは、銀行口座の残高です。Visaデビットを使う際には、常に十分な銀行残高になっていることが重要です。銀行残高が不足しているとVisaデビットで支払いができません。
なお、通常、年会費や発行手数料は無料。申し込みの際の審査は不要です。
また、カードによっては利用金額に応じてキャッシュバックされるものもあります。
なお、Google Payには対応していることがあります。
三菱UFJ-VISAデビットの特長
Visaデビットのカードは、多くの銀行から発行されていますが、その中でも人気の三菱UFJ-VISAデビットを例として紹介します。
三菱UFJ-VISAデビットの特徴は以下の通りです。
- 年会費無料
- 利用金額に応じて0.2%が自動でキャッシュバック
- 国内、海外のVisa加盟店で利用できる
- Google Payに利用できる(Apple Payは不可)
- ショッピング保険(年間最大100万円)
- 不正利用補償がある(年間最大100万円)
- 利用するたびに、「お知らせメール」が届くので利用金額を把握しやすい
高校生でもVisaデビットカードを持てる?
Visaデビットカードは高校生でも発行でき利用できます。
なぜなら、「15歳以上(中学生は除く)」としているからです。
そのため、高校生、大学生、専門学校生でもVisaデビットカードを発行できます。
高校生でも契約できる格安SIMはどれ?
格安SIM | 高校生でも契約できる? | Visaデビットカード |
---|---|---|
LINEMO | 親が契約者になり、高校生は使用者として利用 | |
ワイモバイル | ・親の同意書が必要、高校生が契約できる ・親権者同伴でご来店が必要 | |
ahamo | 親が契約者になり、高校生は使用者として利用 | |
UQモバイル | ・親の同意書が必要、高校生が契約できる ・親権者同伴でご来店が必要 |
↑各社のクリックすると、サービス内容が確認できます。
主なVisaデビットカード
一口にVisaデビットカードと言っても、各銀行から発行されており、名称は異なります。
都市銀行・ゆうちょ銀行
- 三菱UFJ銀行:三菱UFJ-VISAデビット
- 三井住友銀行:SMBCデビット
- りそな銀行:りそなデビットカード
- 埼玉りそな銀行:りそなデビットカード
- ゆうちょ銀行:ゆうちょデビット
みずほ銀行はVisaデビットを発行しておらず、JCBブランドの「みずほJCBデビット」を発行しています。
ネット銀行
- PayPay銀行:PayPay銀行のVisaデビットカード
- 住信SBIネット銀行:住信SBIネット銀行のVisaデビットカード
- イオン銀行:イオンデビットカード
- ソニー銀行:Sony Bank WALLET
- 楽天銀行:楽天銀行デビットカード(Visa)
- GMOあおぞらネット銀行:GMOあおぞらネット銀行のVisaデビットカード
- あおぞら銀行:あおぞら銀行のVisaデビットカード
地方銀行
- 千葉銀行:TSUBASAちばぎんVisaデビットカード
- スルガ銀行:スルガ銀行のVisaデビットカード
- 中京銀行:中京Visaデビット
- 関西みらい銀行:りそなデビットカード(Visa)
- 西日本シティ銀行:NCBデビット-Visa
- 広島銀行:HIROGIN Debit
Visaデビットで毎月の料金を支払える格安SIM

ここからは、Visaデビットで支払えるおすすめの格安SIMを紹介します。
LINEMO

名称 | LINEMO(ラインモ) |
料金プラン(税込) | ・ミニプラン 3GB: 990円 ・スマホプラン 20GB:2,728円 |
契約事務契約手数料 | 0円 |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ソフトバンク回線 |
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ソフトバンクのサブブランドとして運営されているLINEMO(ラインモ)では「Visa、Mastercard、JCBのマークがついているデビットカードの利用が可能」としており、Visaデビットカードでも支払いができます。
ただし、銀行キャッシュカードを利用する「J-Debit」は利用できません。
LINEMOの特長は、まずその安さです。ミニプラン 3Gなら 基本料金は、990円。スマホプラン (20GB)なら 2,728円(税込) です。
また、LINEギガフリー「LINEのトークも通話も、データ通信量を気にせず使い放題できる」特典が利用できます。
さらにスマホプラン(月額2,728円)なら、1,000万種類以上のLINEスタンプが使い放題になる「LINEスタンプ プレミアム for LINEMO」も利用できます。
また、eSIM(イーシム)対応なので、対象の機種(iPhone の場合は、XR 以降)なら、SIMカードが不要、つまりSIMカードの郵送がなく、即日ですぐにLINEMO回線を利用できます。
最初の契約事務手数料は0円で、最低利用期間は無しです。もしもすぐ解約しても、契約解除料もMNP転出手数料0円です。
ワイモバイル

名称 | ワイモバイル |
料金プラン(税込) | ・シンプルS 3GB :2,178円 ・シンプルM 15GB:3,278円 ・シンプルL 25GB :4,158円 |
初期費用(事務手数料) | 0円(※) |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ソフトバンク回線 |
(※)オンラインストアで手続きをする場合は事務手数料が0円。店舗での契約は3,300円(税込)かかります。
家族で入ると2回線目以降、各料金プランから1,188円が割引!1回線目の料金はそのままですが、2回線目以降は、シンプルSが990円、シンプルMは2,090円、シンプルLは2,970円に!
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初めて「データ増量オプション」申し込みで月額料(550円/月)が1年間無料
シンプルS 3GB + 2GB=合計5GB
シンプルM 15GB + 5GB=合計20GB
シンプルL 25GB + 5GB=合計30GB
期間:~終了日未定
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ワイモバイルは、VISA、Master、JCBのマークがついているデビットカードを利用できるとしています。
デビットカードで支払いの場合、請求金額が、契約者が知る前に、利用金額が引き落とされる場合がありますので、あらかじめ余裕をもって、銀行口座の残高を確認しておきましょう。
デビットカードでの利用金額の引き落としされる目安は、毎月8日~11日頃です。
ワイモバイルは、ソフトバンクのサブブランドとして、安定した通信をより低価格で提供しています。2021年から5G通信に対応し、さらに高速通信が可能です。
全国の実店舗・ショップで対面サポートが受けられることも魅力です。そのほか、電話、チャット、メールからも問い合わせができます。
ワイモバイルの最大の特長は、Yahoo!プレミアムが無料で利用できる特典です。これがあれば、マンガ読み放題サービスやPayPayでお得に買物ができます。
ahamo

名称 | ahamo(アハモ) |
料金プラン(税込) | ・ahamo 20GB:2,970円 ・ahamo 大盛り 100GB:4,950円 |
初期費用(事務手数料) | 0円 |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約手数料 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | ドコモ回線 |
おすすめのキャンペーン
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NTTドコモが2021年3月にスタートした、オンライン専用新プラン「ahamo」。
ahamoでは、一部のデビットカードでは支払いができるとしており、Visaデビットでも支払いができる可能性があります。
取り扱いできるかどうかは、デビットカードの発行会社に確認する必要があります。
20GBで月額料金2,970円が基本の料金。また、大容量プランである100GB 4,950円の「ahamo大容量オプション」もあります。これでテザリングも利用できるので、自宅にインターネット回線がない方はあわせて検討してみるとよいでしょう。
また、海外82か国で20GBの月間データ通信容量のインターネット通信が追加料金なしで利用可能です。
UQモバイル

名称 | UQモバイル |
料金プラン(税込) | ・ミニミニプラン 4GB: 2,365円 (割引適用で1,078円) ・トクトクプラン 1~15GB: 3,465円 (割引適用で990円~2,178円) ・コミコミプラン 20GB: 3,278円 |
初期費用(事務手数料) | 3,850円(税込) |
SIMカード発行手数料 | 0円 |
解約違約金 | 0円 |
最低利用期間 | 無し |
MNP転出手数料 | 0円 |
利用通信回線 | au回線 |
おすすめのキャンペーン
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乗り換えMNP、eSIM利用、増量オプションⅡに加入のすべての条件を満たす
期間:~終了日未定
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新規契約で eSIM利用の条件を満たす
期間:~終了日未定
キャンペーンの詳細は公式サイトで確認!
auと同等の通信回線が利用できるUQモバイル。
UQモバイルでは、「デビットを使えるかは、カード会社が判断する」としていますが、Visaデビットカードは使えるでしょう。
全国にショップもあるので、対面サポートも受けられるため、初心者の人も安心して利用できるでしょう。
余ったデータ通信容量は翌月に自動繰り越しされます。
また、消費するデータを抑えるために通信速度を落として利用できる「節約モード」もUQモバイルの魅力となっています。
Visaデビットで支払えない格安SIM
Visaデビットの支払いができない主な格安SIMは以下の通りです。
- 楽天モバイル(楽天銀行デビットカードのみ)
- イオンモバイル
- IIJmio(アイアイジェイ ミオ)
- BIGLOBEモバイル
- Y.U-mobile(ワイユーモバイル)
- 日本通信
- BIC SIM
- リブモ
デビットカードで支払えない格安SIMが多い理由
デビットカードは、自分の銀行口座の残高から直接資金を引き出すため、サービスを提供する会社側からすると、口座の残高が不足した場合、お金が支払われないリスクが高くなります。
その結果、格安SIM会社にとっては、料金の回収が遅れる可能性があり、契約者への連絡や請求にかかる事務コストも増えます。
一方で、クレジットカードは支払いが保証されているため、格安SIM会社にとって望ましい決済方法になります。
そのため、多くの格安SIMでは、デビットカードでは支払えず、クレジットカードでの支払いのみとなるケースが一般的になっています。
まとめ
Visaデビットは便利で、安全性の高い決済方法です。
この記事では、Visaデビットの決済に対応したおすすめのSIM会社であるLINEMO、ワイモバイル、ahamo、UQモバイルの4社を紹介しました。どれも従来の携帯電話会社よりも毎月の料金を節約できるでしょう。
初心者の方にとって格安SIMは不安かもしれませんが、今回紹介した格安SIMは、そんな時に手厚いサポートを受けることも可能です。
格安SIMを利用することで、お得な料金で利用できるだけでなく、信頼性が高く、コストパフォーマンスの高いスマホライフを実現できるでしょう。
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