格安SIMのメリット・デメリットを解説!後悔する人の特徴と失敗しない選び方

格安SIMに乗り換えれば、多くの場合、スマホ代は大幅に下がります。ただし、使い方によっては「思ったより不便」「逆に高くなった」と後悔するケースもあります。
実際、格安SIMのデメリットはすべての人に影響するわけではなく、問題なく使える人と、ストレスを感じやすい人に分かれます。この違いを知らずに乗り換えることが、後悔の原因です。
この記事では、格安SIMのデメリットを「どんな人に影響するのか」という視点でわかりやすく解説します。
あわせて、後悔しないための対策や、自分に合った選び方も紹介します。
読めば、あなたが格安SIMに向いているかどうか、乗り換えるべきかどうかを判断できるようになります。
格安SIMが自分に合っていると感じた方は、「本当に使える格安スマホランキング」もあわせてご覧ください。
格安SIMにして後悔する人、しない人の特徴
格安SIMで後悔するかどうかは、「性能」ではなく「使い方」で決まります。多くのトラブルは、回線そのものの問題ではなく、使い方とのミスマッチによって発生しています。
格安SIMにして後悔する人の特徴
格安SIMで後悔する人には、「ストレスが発生しやすい使い方」が挙げられます。
格安SIMで後悔する人には、次のような共通点があります。
- 通信速度に敏感で、YouTubeなどの動画やSNS、アプリゲームを頻繁に利用する人
- 仕事や予約、問い合わせなどで通話を日常的に使う人
- 店舗の対面サポートを前提にしている人
- スマホの設定やトラブル対応を自分で行うのが不安な人
このような方は、格安SIMと合わない場合があります。結果として「思ったより不便だった」「ストレスが増えた」と感じやすくなり「格安SIMはやめとけ」と感じるようになります。
SNSを見ると、格安SIMで後悔する理由は共通しています。
- 通信トラブル(遅い・使えない)
- サポートが弱い(困ってもすぐ解決できない)
- 設定ミスや管理不足(eSIM・オプションなど)
- 節約によるストレス(通信制限・Wi-Fi依存)
通話が多い方は、「格安SIMでかけ放題無制限はできる?」もあわせて確認しておくと安心です。
格安SIMにして後悔せず問題なく使える人の特徴
一方で、格安SIMでも問題なく快適に使える人も多くいます。
- Wi-Fi環境を中心にスマホを利用している人
- 通話は少なく、LINE通話などをメインに使っている人
- 通信速度にそこまで強いこだわりがない人
- 基本的なスマホ操作や設定を自分で行える人
このような方であれば、格安SIMのデメリットはほとんど気にならず、料金の安さというメリットを十分に活かせます。
Xの投稿を見ると、格安SIMでも問題なく使えている人には共通点があります。
- 通信はSNSや検索が中心で、動画視聴は少ない
- 昼の速度低下を許容できる、またはWi-Fiを利用するので問題ない
- 通話が少なく、データ通信メインで利用している
- 料金の安さを重視し、多少の不便は気にしない
格安SIMでの後悔は「料金は下がったけど、使用感・満足度が下がった状態」になると失敗したことになるので注意が必要です。
格安SIMで後悔する前に確認したいチェックリスト

格安SIMで後悔しやすいかどうかは、事前にチェックできます。以下に当てはまる場合は、契約前にしっかり検討することが大切です。
| チェック項目 | 内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| 昼にYouTubeやSNSをよく使うか | 12時前後は回線が混雑しやすく、YouTubeは止まる可能性がある | 日常的に使う場合はストレスを感じやすい |
| 通話をよくするか | 格安SIMは通常だと通話が従量課金になり、料金が高くなる | かけ放題オプションをつけないと割高になる可能性があります |
| 店舗サポートが必要か | 多くの格安SIMはオンライン中心で、対面サポートが受けられない | トラブル時に自分で対応する必要があります |
| 設定が苦手か | 初期設定やトラブル対応を自分で行う必要がある | 手順自体は難しくないが、不安な人には負担になります |
これらに複数当てはまる場合は、格安SIMではなく、サポートや通信品質が安定しているプランを選ぶ方が安心です。
サポートや支払い方法に不安がある場合は、以下の記事も参考にしてください。
格安SIMのデメリット
格安SIMにはいくつか注意点があります。ここからは、それぞれのデメリットについて詳しく解説します。
- 通信速度が遅くなりやすい
- 大手携帯会社よりも通話料金が高い場合がある
- キャリアメールが使えない
- キャリア決済が使えない
- LINEのIDが検索できない場合がある
- 初期の設定を自分でする必要がある
- 乗り換えの際には、一時的に電話ができない時間がある
- 故障したときのサポートが不十分な場合もある
- 購入可能端末が限られる
- 毎月の支払いがクレジットカードのみの会社が多い
通信速度が遅くなりやすい
格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、利用が集中する時間帯(朝・昼・夕方)や場所(駅・イベント会場)では、通信速度が低下しやすいです。
メールやLINEは問題なく使えますが、動画視聴では遅さを感じることがあります。
その際でも、Wi-Fiを使えば、速度を気にせず快適に利用できます。
なお、ドコモの格安携帯ブランドの「ahamo」やKDDIグループ会社の「UQモバイル」、ソフトバンク系の「ワイモバイル」「LINEMO」などは、比較的通信が安定しています。
通信速度が気になる方は、実際のデータ使用量や使い方も確認しておくと判断しやすくなります。
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ahamoを選んだ理由は元々ドコモを利用しており、ahamoに乗り換えるのが簡単だったから。
dカードも持っていたので支払いをこのカードに紐付けることで高いポイント還元やキャンペーンが期待できたから。動画など通信量も多い方だったので、20GBが確実に確保できるプランが安心だったから。
(※)当時の口コミ内容。2024年10月からプラン内容は30GBへ変更しています。
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auを使っていた時よりも値段が6,028円だったのが1,769円になって4,259円も安くなりました。
そして、ギガがなくなっても、通信速度が速いので、携帯を見ることができるので嬉しいです。
また、使わなかったギガは翌月に繰越ができて、貯まっていくのが嬉しいです。
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ワイモバイルを利用してよかったことは、料金が格段に安くなったことです。
以前利用していたauは月々の使用料金が10,000円近かったのですが、それが半分以下になりましたし、データ使用量も変わらずで同じ通信状況を感じているのに会社ごとでこんなに違うんだと驚愕しました。
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会社員 東京都世田谷区
LINEMOを利用中
ソフトバンクを使ってた頃に比べると月に6,000円くらい安くなったのが1番良かったなと感じる所です。通信速度も申し分ないので満足です。
月々の支払い金額: 3,000円~4,000円
通信が不安定になると…
- ウェブサイトを見るときに、次のページが表示されるまで時間がかかる
- 動画配信サービスを使うときに、動画が止まる、正常に再生されない
大手携帯会社よりも通話料金が高い場合がある
ドコモ、au、ソフトバンクの場合、通話の料金プランは「かけ放題プラン」が一般的で、長電話しても定額なので気軽に電話ができます。
一方で格安SIMの場合は、基本的には、通話料金が30秒ごとに22円かかるのが一般的です。
1分話すと44円、10分話すと440円、30分話すと1,320円になります。「その通話料が高い」と思われたのではないでしょうか。
話し放題プランもつけられる
格安SIM会社の中には、有料で、話し放題プランを用意している場合もあります。
例えば、ワイモバイルでは、定額通話オプションを月額1,980円で追加できます。
あわせて、ワイモバイルのサービス内容もチェックしてください。
LINE無料通話を使う人も多い
家族や友達と通話する時は、LINE無料通話を使っている人も多いです。
最近は、通話品質も改善され、電話と同じように通話できます。
これなら、通話料は無料ですので、必要に応じて利用を検討してください。(データ通信容量は消費)。
ただし、レストランや美容室などお店や病院には基本的に使えませんので、その際は通常の電話番号を使った通話が必要になります。
キャリアメールが使えない
キャリアメールとは、携帯電話会社が提供する「~@ezweb.ne.jp」「~@docomo.ne.jp」「~@softbank.ne.jp」のメールアドレスのことです。
格安SIMではメールアドレスの提供サービスが無い、あるいは有料になります。
もしも、今まで使ってきたメールアドレスは変更したくない場合には、以下のようなサービスで、有料で引き続き利用もできます。
メールアドレス持ち運びサービス
| 携帯電話会社 | 月額料金(税込) |
|---|---|
| ドコモ | 330円 |
| au | 330円 |
| ソフトバンク | 330円 |
無料メールサービス
今まで使っていたメールアドレスは、変わってもいい。という人は、新たに無料メールサービスを検討しましょう。
「Gmail」「Yahoo!メール」などは無料で利用でき、スマホでもパソコンでも使えます。
メールアドレスサービスを提供している格安SIM会社
- UQモバイル 月額220円
- BIGLOBEモバイル 月額220円
- IIJmio 月額330円
- mineo 無料
- QTモバイル 無料
キャリア決済が使えない
ECサイトで買い物をしたときに、ドコモ、au、ソフトバンクでは、携帯電話料金とまとめて支払いができるキャリア決済。
しかし、格安SIMでは一部の会社に限られます。その会社は以下のとおりです。
- ahamo…ドコモ払い
- UQモバイル…auかんたん決済
- ワイモバイル…ワイモバイルまとめて支払い
- LINEMO…ソフトバンクまとめ払い
- mineo(マイネオ)…mineoキャリア決済
LINEのIDが検索できない場合がある
LINEは連絡手段として広く使われていますが、「ID検索」は利用できないケースがあります。
ID検索は、LINEの年齢認証を完了している場合のみ利用できる機能です。大手キャリア(ドコモ・au・ソフトバンク)では年齢認証に対応しているため問題なく使えますが、多くの格安SIMでは年齢認証に対応していないため、ID検索ができないことがあります。
ただし、「QRコード」や「招待リンク」を使えば友だち追加は可能ですので、通常の利用で大きな問題になるケースは少ないです。
なお、LINEMOは年齢認証に対応しているため、格安SIMでもID検索が利用できます。
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初期の設定を自分でする必要がある
大手携帯電話会社で端末を購入した場合、店員さんが丁寧に教えてくれますが、格安SIMでは基本的にWebでの申込みです。(店舗での申込みができる格安SIM業者もあります。)
SIMと端末が届いたあとは自分で開通手続きと初期設定(APN設定)をする必要があります。
初期設定は難しい?
初期設定については詳しいマニュアルがあり、よほどのことがなければ、特に問題なく設定できるでしょう。万が一、わからない場合でも電話でのサポートを受けられることが多いです。
当日乗り換えの方法は「格安SIMの即日開通の乗り換え方法を解説!必要書類も紹介」をご覧ください。
乗り換えの際には、一時的に電話ができない時間がある
スマホの会社を変えるときに、電話番号を変えずに乗り換えができるMNP(Mobile Number Portability)というものがあります。
この手続きを申し込んで、実際に切り替えするときにスマホが通信できない時間が発生します。
一般的にはおよそ30分~2時間程度です。
故障したときのサポートが不十分な場合もある
大手キャリアの場合、店舗に行けば修理や代替機を用意してくれていましたが、格安SIMではスマホ端末のサポートは対象外となることが多いです。
基本的には、ご自分でメーカーに直接連絡して修理依頼をするか、新しく買い替えないといけません。
最近では保証サービスを提供する格安SIMも増えてきたので、各社の保証サービスを見比べてみるとよいでしょう。
購入可能端末が限られる
格安SIMとセットで端末を購入する場合、一般に大手携帯会社と比較して選択肢が限られると言われています。
また、iPhoneの最新機種をセットで購入できず、1世代、2世代前のiPhoneになるのが一般的です。(アップルストアなどでSIMフリーのiPhoneを購入すれば、最新機種を使用できます。)
なお、格安SIMは、ほとんどの場合、今使っているスマホをそのまま使うことができます。
毎月の支払いがクレジットカードのみの会社が多い
格安SIMではクレジットカード支払いのみの会社が多いです。
そのため、クレジットカードを持てない方は、口座振替やデビットカードで契約できる格安SIM会社を選ぶ必要があります。
口座振替に対応している格安SIM
- ワイモバイル
- UQモバイル
- mineo
- BIGLOBEモバイル
デビットカードに対応している格安SIM
- 楽天モバイル(楽天銀行デビットカードのみ)
- ワイモバイル
- LINEMO
- mineo
格安SIMのメリット

ここまでデメリットを見てきましたが、格安SIMにはそれ以上に大きなメリットもあります。
最大のメリットは月額料金の安さ
格安SIMへの乗り換えを検討する1番の理由は、格安SIMという名の通り、月々の使用料金が安いことではないでしょうか。
毎月必ず支払うスマホ料金を抑えることは、節約にも効果抜群です。
格安SIMに乗り換えることで、今の携帯電話で毎月7,000円(年間84,000円)ほど支払っていた人が2,000円(年間24,000円)までに下げて年間で60,000円ほど節約できる人も多くいます。
シンプルな料金プラン
格安SIMのメリットには、料金体系がシンプルでわかりやすい点があげられます。
特に大手キャリアの料金プランは複雑化しており、わかりにくいオプションや割引なども多い傾向にありました。
その点、シンプルな料金プランやオプションの格安SIMは、自分に合ったプランかがわかりやすく、迷うこともないでしょう。
料金がシンプルであるため、「見直しがしやすい」というメリットもあります。たとえば、毎月の使用量に応じてプランを変える判断がしやすくなり、結果として最適な料金を維持しやすくなります。
つまり、単にわかりやすいだけでなく、「無駄な支出に気づきやすく、最適化しやすい」という点に本質的な価値があります。
なお、3GBプランが990円で利用できるLINEMOについては、「LINEMOのメリットとデメリット」をご覧ください。
今使っている端末をそのまま使える
現在使用している端末のSIMカードを差し替えることで、回線を変えてもそのまま端末を引き継ぐことが可能です。つまり、使い慣れたスマホはそのまま使いながら、料金を安くできるメリットがあります。
今まで使っていたスマホにあるデータもそのまま引き継げるため、写真や動画などの大切なデータも残すことができますよ。
もしも、条件がそろえば、自宅にいながら、即日で乗り換えも可能です。興味のある方は、「格安SIMの即日開通を自宅でする方法」もご覧ください。
格安SIMのメリット、デメリットでよくある質問

ここからは、格安SIMのメリット、デメリットについて、よくある質問を紹介します。
どの格安SIMを選べばよいか迷っている方は、用途別に比較した「本当に使える格安スマホランキング」も参考にしてください。
まとめ
格安SIMは「安いかどうか」ではなく、「自分の使い方に合っているか」で評価が決まります。
実際には、同じサービスでも満足する人と後悔する人に分かれますが、その違いは通信品質ではなく、ストレスの感じ方と使い方の設計にあります。
特に、格安SIMでの失敗は「料金は下がったのに、使いにくくなった」と感じるケースです。一方で、用途を整理し、使い方を最適化できる人であれば、コストを抑えながら十分に快適に利用できます。
まずは、自分の使い方がどちらに近いかを確認してください。そのうえで合っていると判断できれば、格安SIMは非常に合理的な選択になります。

